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下京区花屋梅小路上ル 京極荘と百匹のうた猫 の商品レビュー

3.1

12件のお客様レビュー

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2015/07/11

ブクログの献本企画でいただいたものです。 とりあえず、どんな理由があろうと昂季がクズすぎてイライラします。 話や設定などはすごくいいのですが、昂季の態度がひどすぎて。 最終章で良い話に収めたけど、結局クズのママでしたね。 猫を想像するのがかなり楽しい作品でした。 表紙とかで1カッ...

ブクログの献本企画でいただいたものです。 とりあえず、どんな理由があろうと昂季がクズすぎてイライラします。 話や設定などはすごくいいのですが、昂季の態度がひどすぎて。 最終章で良い話に収めたけど、結局クズのママでしたね。 猫を想像するのがかなり楽しい作品でした。 表紙とかで1カット程度の猫のイラストありましたが、これがもうちょっと多ければ更に良かったかなとは思います。 あとは、百人一首の知識が若干増えて、興味が増しました。 第2章だけは非常に簡単に結果が想定できたのも、ちょっと残念でしたね。 なかなかに面白かったと思います。

Posted byブクログ

2015/06/05

【古都の和歌には、みやびな謎が宿るという。いけずな京男と紐解く、ふしぎな百人一首物語。 】  古都京都。町屋が立ち並ぶ花屋梅小路の一角に下宿「京極荘」はある。世話人の絹子が作る朝晩の手料理は絶品だ。  現在の住人は、まだおぼこさが残る女子大生の穂香と、隣部屋に越してきた昂季の二...

【古都の和歌には、みやびな謎が宿るという。いけずな京男と紐解く、ふしぎな百人一首物語。 】  古都京都。町屋が立ち並ぶ花屋梅小路の一角に下宿「京極荘」はある。世話人の絹子が作る朝晩の手料理は絶品だ。  現在の住人は、まだおぼこさが残る女子大生の穂香と、隣部屋に越してきた昂季の二人きり。冷たい瞳で京言葉を話すいけずな昂季は、誰にも言えないみやびな秘密を抱えていた――。  二人きりの同居生活に戸惑う穂香だったが、ある朝、昂季が大切にしている古い百人一首の本を開いたことで、二人の関係は一変する。  触れてはいけない一冊の本から始まる不思議の数々。わずか31文字の和歌を紐解けば、百人一首に秘められた“もう一つの想い”が今に蘇る―― 。

Posted byブクログ