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おうちのふく 世界で1着の服 の商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2022/04/16

もう一つの「服のはなし」よりもくだけたトーンで、服づくりを純粋に楽しんでいるのがよくわかる。どの服も個性的だけどそれぞれ似合っていて、素敵。

Posted byブクログ

2021/04/30

著者の『服のはなし』の方を先に読んで、もっとこの方の作品を見たくなり、手に取った。自分も洋裁が趣味だが、好きなように作っていたのが段々既製品のように作りたくなり、「いかにも手作り」には見えないように気を付けていた。 でもこの方の作品を見ていると、「いかにも手作り」の素敵さを写真一...

著者の『服のはなし』の方を先に読んで、もっとこの方の作品を見たくなり、手に取った。自分も洋裁が趣味だが、好きなように作っていたのが段々既製品のように作りたくなり、「いかにも手作り」には見えないように気を付けていた。 でもこの方の作品を見ていると、「いかにも手作り」の素敵さを写真一枚で力強く証明してくる。イメージを具体化するためにはどういう素材をどのように使うか、という知識とそれに囚われ過ぎない自由さが必要になってくるし、こういうのこそ「センス」だなあ、と感嘆した。 そして今回も、申し訳ないけれど物足りない。「もっとこの方の作品が見たい」という欲求が残った。できれば文章よりも、作品の写真をメインにした本が見てみたい。

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2021/01/19

すごいなぁ。どの洋服も素敵。その人のイメージで洋服を作る…その人の魅力を引き出す…新聞記者としての人への興味みたいなものも生かされているのかも?(新聞記者らしからぬファッションや性格をうかがわせる記述ありだったけど) とくにお母さんの洋服が本当に素晴らしい。お母様とは「人間として...

すごいなぁ。どの洋服も素敵。その人のイメージで洋服を作る…その人の魅力を引き出す…新聞記者としての人への興味みたいなものも生かされているのかも?(新聞記者らしからぬファッションや性格をうかがわせる記述ありだったけど) とくにお母さんの洋服が本当に素晴らしい。お母様とは「人間としての相性もすこぶる良いのでしょう。小さいころから、絶対的な信頼感が双方にありました。」とのことで、今もヨーロッパ旅行などご一緒されているそう。そういう親子関係もあるのだなあ。相性というのは親子でもあるよな、と思う。わたしは母との相性はかなりよろしくないけれど、それはそれで仕方のないこと。 読んでいて、手づくりの自由な洋服っていいなーーと心から思ってしまった。洋服っていったいなんだろなあ、っていう根本的なことも考えさせられた。わたしも自由な発想で着ることを楽しんでいきたいな。で、いつか手づくりにも挑戦したい。

Posted byブクログ

2020/12/16

京都在住の新聞記者が趣味で始めた洋裁をいろんな知人に作ってあげた作品集。 エッセイというか、その文が気取ってなくて読みやすくて素敵。素人で自信がない、と言いつつもコートやシャツなど上級編としか思えない品々。 家庭料理と似てて、お店で売ってなくて、相手のことを考えて作って、均一で...

京都在住の新聞記者が趣味で始めた洋裁をいろんな知人に作ってあげた作品集。 エッセイというか、その文が気取ってなくて読みやすくて素敵。素人で自信がない、と言いつつもコートやシャツなど上級編としか思えない品々。 家庭料理と似てて、お店で売ってなくて、相手のことを考えて作って、均一でなくて、もう二度と同じものは作れなくて、その時その人にしっくりくる、そんな風に誰かがわたしに服を作ってくれたら。 服の好みは自分とは違うけど、でも表紙の著者の母親がとっても素敵で。いつか暮しの手帖で紹介されていた記事があったことを思い出した。 あと京都の店名地名などが懐かしかった。 友人の友人、みたいに繋がってく感じも、懐かしかった。

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2017/09/28

20170928読了 2015年発行。こんなのが欲しいな、の気持ちを原動力にしてたまーに自分の服を縫っている。著者のように誰かの服を作る段階には踏み込んでいないけれども、洋裁に対する姿勢についてはそうだよなー、そうだよなーとうなずく部分が多かった。既製服に慣れているとまっすぐきち...

20170928読了 2015年発行。こんなのが欲しいな、の気持ちを原動力にしてたまーに自分の服を縫っている。著者のように誰かの服を作る段階には踏み込んでいないけれども、洋裁に対する姿勢についてはそうだよなー、そうだよなーとうなずく部分が多かった。既製服に慣れているとまっすぐきちんと縫えていて当たり前と思いがちだけれど、あれは技術のあるプロがぴっちり作図してぴっちり縫製しているから。自家製って、縫い目がゆがんだりちょっとずれたり・・・完成度は既製服にひけをとるにも関わらず、手間がかかるし根気もいる、外出で着るレベルに持っていくにはそれなりの努力や試行錯誤が必要で・・・完成するまではうーん難しい~と思っていても、完成したらもう次に何を作ろうか考えてしまう、なんか分からんけど不思議な魔力があるようです、針仕事には。完成したときの達成感や、自分で手をかけた服への愛着に支えられているのかも。楽しい を しんどい が逆転しないように大事にしていきたいことのひとつ。本には著者が服を縫った、気心の知れた人たちの写真がこどもから年配の方まで掲載されており、やっぱり体型にあった服はその人を素敵に見せるなぁ、これが自家製の良さだなぁと思った。表紙にもなっている、著者のお母さまがほんとにかわいい。銀髪にあかるいカラーの服がとっても似合っていて、こんなお年寄りになれたらいいなぁと憧れる。

Posted byブクログ

2016/01/29

京都在住の著者は、新聞記者をしながら趣味で(独学で!)洋服作りをはじめたところ、その服を見た友人、知人に「私の服も作って」と頼まれてるようになったそうな。 服作りの本かな?と借りたのですが、実際には著者に服を依頼してきた人と、その依頼についてのあれこれをまとめたエッセイでした。 ...

京都在住の著者は、新聞記者をしながら趣味で(独学で!)洋服作りをはじめたところ、その服を見た友人、知人に「私の服も作って」と頼まれてるようになったそうな。 服作りの本かな?と借りたのですが、実際には著者に服を依頼してきた人と、その依頼についてのあれこれをまとめたエッセイでした。 その依頼者はいしいしんじさんや、金原瑞人さんの他、京都の町の素敵な雑貨屋さんや古書店やら、アーティスティックな文化人がいっぱいで、さすが京都って感じの個性的な人たちばかり。 その文化な香りと著者のふんわかした文章が相まって、とても魅力的な1冊になっています。 なによりいちばん素敵なのは表紙も飾っている著者のお母様! とってもかわいらしくて素敵!

Posted byブクログ

2015/12/06

新聞記者の著者が独学で洋服を作るようになったとか。 着せたい人の雰囲気に合った服をオリジナルで作っているそうな。そのポリシーとセンスに感動してお星様が4つになりました。

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2015/11/10

二子玉川のリゼッタで行司さんのお洋服を見て、興味をもった。行司さんがいままでつくった周囲のかたがたのお洋服。お洋服の持ち主の魅力的なひととなり、またお洋服をつくることになったいきさつ、つくる過程などが持ち主ごとに語られる。 お洋服の持ち主はとにかくみなさん個性的で魅力的♪行司さん...

二子玉川のリゼッタで行司さんのお洋服を見て、興味をもった。行司さんがいままでつくった周囲のかたがたのお洋服。お洋服の持ち主の魅力的なひととなり、またお洋服をつくることになったいきさつ、つくる過程などが持ち主ごとに語られる。 お洋服の持ち主はとにかくみなさん個性的で魅力的♪行司さんがそんなかたがたを集めてしまっているのか、この本では行司さんは黒子に徹しているようだが、実際はとっても個性的で魅力的な方なのだろうと想像される。 私も行司さんにお洋服をつくってもらいたいような、でも心の奥底までみすかされそうで怖いような、、、リゼッタの展示のときには定型の洋服がオーダーできる仕組みになっていて気になったけれど、オーダーしなくてよかった。この本で洋服の持ち主の魅力的なさまを見たら、私なんてめっそうもない! 行司さんはお洋服をイメージすることによって、持ち主の魅力を探し出してあげていたように、この本の中では言葉をつむいでさらに持ち主の方々の魅力もひきだしているようにも感じる。 また、行司さんが持ち主各々に真剣に向き合うところも心ひかれた。私もこんなふうに物事に真剣にまっすぐに対峙したい。行司さんのお母様の表紙の赤いワンピース姿と本文中のリバティのコート姿がとてもキュート!人気が高いのもうなづける。私もあこがれてしまいます。『おばあちゃんのオシャレ採集』にとりあげられているというからチェックしてみよう! メモメモ 田中泰子さん行司さんのつくったお洋服を着て、お母様が昔お洋服を作ってくれたときの思い出を重ねていらっしゃったメールの様子にナミダ。 秋野等さん井上章子さんのお写真のたたずまいがステキ。徳正寺が気になる。 鷺珠江さんの祖父河井寛次郎との幼いときのやりとり「柿の種」「メロンの種」むずかしい。 笠谷圭見さんの活動に注目したい。PR-y(http://www.pr-y.org/)

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