ジェーンとキツネとわたし の商品レビュー
いろいろ考えさせられた。思春期の子どもって、大変なんだなあ。思っていることも、うまく伝えられないから、人とも上手にコミュニケーションとれないし、大人からはわがままって思われてしまう。自分を分かってくれるのは本の中の主人公でもなく、かわいい動物でもなく、やっぱり同じ年頃の友達なんだ...
いろいろ考えさせられた。思春期の子どもって、大変なんだなあ。思っていることも、うまく伝えられないから、人とも上手にコミュニケーションとれないし、大人からはわがままって思われてしまう。自分を分かってくれるのは本の中の主人公でもなく、かわいい動物でもなく、やっぱり同じ年頃の友達なんだね。心を許せる友達が出来たことで、新しいページが開かれたという感じかなあ。
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仲間外れにされ悪口を落書きされからかわれるエレーヌ。苦しい時はいつも大好きな本『ジェーン・エア』を読んでやり過ごす。思春期。狭い世界の人間関係。内に閉じたモヤモヤした感情。そんな日々でもほんの小さなきっかけが白黒の暗い世界を鮮やかな世界に一変させてくれる。大丈夫だって言いたい。グ...
仲間外れにされ悪口を落書きされからかわれるエレーヌ。苦しい時はいつも大好きな本『ジェーン・エア』を読んでやり過ごす。思春期。狭い世界の人間関係。内に閉じたモヤモヤした感情。そんな日々でもほんの小さなきっかけが白黒の暗い世界を鮮やかな世界に一変させてくれる。大丈夫だって言いたい。グラフィカルなコミック的な描き方で素敵な世界観。
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学校で孤独な思いをしているわたしは、辛いことから逃れるように、ジェーンエアを読む。学校の合宿で、あることをきっかけに友だちができる。 白黒だった世界がだんだんと色鮮やかになっていく。イザベルアルスノーのイラスト。
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ジェーンがジェーンエアのジェーンだったのは嬉しい驚き.私の成長物語.キツネくんの登場はほんの少しだけどオレンジ色が際立っている.そもそも,モノクロの絵本(最後の数ページを除いて)の中で色のあるのはキツネくんと物語ジェーンエアだけなのも私の心の風景を表しているようだ. 絵も文も素晴...
ジェーンがジェーンエアのジェーンだったのは嬉しい驚き.私の成長物語.キツネくんの登場はほんの少しだけどオレンジ色が際立っている.そもそも,モノクロの絵本(最後の数ページを除いて)の中で色のあるのはキツネくんと物語ジェーンエアだけなのも私の心の風景を表しているようだ. 絵も文も素晴らしかった.
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絵:イザベル アルスノー 文:ファニー ブリット 訳: 河野 万里子 「ジェーンとキツネとわたし(2015)」を読了。 傑作。
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さっそく先だってのYAブックガイドから。ちなみにこれは、特にチョイスしていた訳じゃないんだけど、図書館でふと見かけたから、何ともタイムリーに思えたため、目を通してみた次第。そんなに好きな絵でもなく、内容も取り立てて絶賛するところは特になし。可もなく不可もなし作品。
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自意識と人間関係、思春期の閉じた世界は万国共通なのだなあ。 絵の違い、色の違いが面白い。 世界が違って見えてくる。 その変化が可視化されている。
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悲しみ、絶望、孤独。いじめがもたらす全てが描かれている。そして、心を許せる友との出会いという喜びも。絵が素晴らしい。胸に沁みます。
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- ネタバレ
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いじめを受けている少女が、本とともに孤独に生き、光を見出す物語。多感な時期の少女のこころの描写が細やかで繊細なのに現実感があってすごい。小学校高学年を迎える娘の本棚にそっと忍ばせておきたいような本。
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グラフィックがすごい! あまりカラーを使わずに ストーリーもコミックのコマワリのようにえがいている 孤独感とか背景描写が胸をうつ 太っているどころかスリムに描かれていて??っとなった ≪ 通じ合う ジェーンとキツネ 友一人 ≫
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