気流の鳴る音 の商品レビュー

真木悠介(著者)

2014/06/04

★×5をつけても良いかもしれない。

アメリカンインディアンのシャーマンとその白人弟子のやり取りを通じて、人生において何をみるべきかを問いただす。

言語性と身体性の議論は養老孟司の唯脳論につながる。
知的刺激を受ける本。

2010/03/17

この本は美しい。
第一部では、カルロス・カスタネダのドンファンシリーズが主題となっていて、その部分が特に素晴らしい。
ドンファンが語る言葉の不思議な輝きを、まるで写真で撮ったように、そこかしこにちりばめていて、その視点がひとつの詩になっている。この本を読んで感動で心が震えるということが始めて分かった。

2009/10/04

カスタネダの「ドンファンの教え」を、明晰な理論により検証した名著。明晰であることと、詩的に美しい日本語であることを達成した真木悠介（見田宗介）の文体に魅了される。「現実とは何か」という、根源的な問いかけについての徹底した深い考察である。

2009/10/04

私の最も大切な本です。

「心ある道を歩む」

「明晰の罠からの解放」

今も、私のバイブルです。