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会議の政治学(Ⅱ) の商品レビュー

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2018/10/19

まじめに「ファシリテーション」を勉強しよう、という若い人が読む本ではないだろう。だが、ベテランビジネスパーソンにとっては、こんなに「面白くて役に立つ本」も珍しいのではないか。 ふつうのハウツービジネススキル本では、アイデア出しのためのクリエイティブな会議・ミーティングでの「ファシ...

まじめに「ファシリテーション」を勉強しよう、という若い人が読む本ではないだろう。だが、ベテランビジネスパーソンにとっては、こんなに「面白くて役に立つ本」も珍しいのではないか。 ふつうのハウツービジネススキル本では、アイデア出しのためのクリエイティブな会議・ミーティングでの「ファシリテーション・スキル」が語られる。カッコイイ内容が多い。だが、実際のビジネスシーンでは、「結論の方向性は(偉いさんの意向で)なんとなく決まって」いて、それを組織の正式な意思決定とするための「会議」が圧倒的に多いのだ。この本は、国の審議会という、本来は通常のビジネス活動とは縁遠い特殊な会議の座長/事務局のスキルを極めて実用的に示しているが、これが、実は、フツーの会社のフツーの社内会議で、とてつもなく役にたつノウハウなのだ。

Posted byブクログ