里山のつる性植物 の商品レビュー

谷川栄子(著者),本間秀和

2015/08/07

つるで巻き付く、葉柄で巻き付く、巻きひげで絡む、棘や鉤で引っかける、這って伸びる、付着根ではりつく。本書の主役はつる性植物。樹木のように太い幹となることより細くやわらかな茎で他のモノによりかかり、絡みついて光を求める植物である。伸びる戦略と生き延びるための積極的な工夫がこらされている。決して目立つ存在ではないが、花や果実や枝ぶりは存外美しい。９０種のつる性植物が綺麗な写真で紹介されている。必死になって生きている姿には神々しささえ感じさせられる。

2015/08/02

つる植物だけの図鑑は知る限りこれが初かな？
掲載種が少ないけれど種ごとの特徴は分かりやすく記述してあります。
積本が片付いたら購入してもよいかなと思いました。