仕事は「行動」がすべて の商品レビュー

伊藤彩子(著者)

2016/02/28

抜粋▼

やろうと思ったら、そんなに時間はかからない。家事も仕事もどんなささやかなことでも、ようは「やるか、やらないか」。
人付き合いにおいても、電話一本、メール一本、ハガキ一枚にそんなに時間はかからない。
だったらやりましょう。気持ちを伝えましょう。

長所やいいところだけと向き合う。
子どももそうじゃありませんか。ダメなところを直そうったって絶対に直らないの。それよりもどんどんいいところに注目して、そこが伸びるよう働きかけると、長所が伸びると同時にダメなところも自然と直ってくる。

リーダーシップはあるべき行動で示すこと。
自分自身が、こうあるべきという姿を見せればいいだけ。行動で示すしかない。
それぞれの能力な置かれた状況が違うのに、やれ、やれ！と上から物を言っても成果は上がらない。体験しなければ、人には語れない。

大勢の人を動かしたい場合でも、皆さんやりませんか？では誰も来ない。必ず一対一で交渉する。相手の心が動くだけでなく、Yes、Noの返答をもらうことにより、社会の反応を知ることになる。

2015/08/13

６月に買って、あっという間に読んでしまった本
木全さんのことが早く知りたくて、夢中になって読んだ
こんな素敵な女性が、昔から世界を股にかけて仕事をしてたなんて・・・
とても感動した！

付箋部分をご紹介します

・「できるか、できないかではない。やるか、やらないか、です」（ｐ３）

・「就職、というと、みなさん『組織』に就職することを指します。
　　でも、本来は、『職業に就く』ことを就職というのではないでしょうか」（ｐ１６）

・「自分で決める」とは、責任をとる覚悟を持つということ。
　その覚悟が原動力となり、自分自身を強く励ましてくれる（ｐ２０）

・嫌なことほど、ポジティブに心をこめてやる（ｐ２５）

・他人に要求して人の心が動くわけがありません。ただひとり、自分がやり続ければいいのです（ｐ２７）

・傍観者の批評は無視する（ｐ５６）

・自分の「立場」を考えてふるまい、相手の「立場」を尊重することで、どんな場所でも
　円滑な人間関係を築いてきた（ｐ７７）

・１５分、３０分を積み重ねる（ｐ８９）

・「やろうと思ったら、そんなに時間はかからない」（ｐ９２）

・見せ方も重要（ｐ１０７）

・他人を批判したり、「あの人ってこうなのよね」とうわさしたりすることに、
　パワーと時間を使うなんてもったいない！（ｐ１３４）

・「ダメなところ、苦手なところに注目して、そのことについてあれこれ言ったりするような
　　そんな時間の使い方をしたくないのです」（ｐ１３５）

・「上司の役割は、部下のみなさんがお持ちになっている能力を、最大限発揮してもらうこと。
　　それぞれに成果を出してもらうこと。・・・中略・・・その人がいちばんハッピーでないと
　　最大限の力は出ないのです」（ｐ１３７）

・ユーモアで切り抜ける（ｐ１６８）

・相手を喜ばせる方法をゼロから考える。するとそのとき、そのとき、
　オリジナルなアイデアが浮かぶ（ｐ１７６）

・「ロールモデルがいないのなら、自分がなればいい」（ｐ２６６）

・「自分以外のだれかのためにという精神で、毎日を生きるのは幸せなこと。
　　命ある限り社会のお役に立つ活動を続ける、そんな人生でありたい」（ｐ２６９）

・組織の肩書や地位に関係なく、ひとりの人間として魅力的であること。周囲と深い信頼関係を築くこと。
　それが、仕事人としての自分を高めることになる。行動し、実績をあげれば、黙っていても
　勝手にセルフブランディングが成立する。（ｐ２７０）