代々木Love&Hateパーク の商品レビュー

壁井ユカコ(著者)

2018/10/25

なかなか良かった。群像劇ということで、バラバラなエピソードがどう結びついていくのか気がかりだったが。
最終的には良い話で。でも、忘れられるって、哀しいうえに孤独だ。

2016/03/15

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http://takotakora.at.webry.info/201603/article_4.html

2015/10/03

あらすじ(背表紙より)
都心に広大な敷地を誇る代々木公園。3月の最終日曜日、まだどこにも咲いていないはずの桜が舞う今日、公園にいる人間を標的とした、ある伝説が現実のものとなる―。ロカビリーグループ、高校演劇部、殺陣役者、ネットアイドルオタク、お笑いコンビ、イケメン俳優など、何の繋がりもなさそうな人間たちの事情が巧妙に絡まりあい、思いも寄らぬ化学反応を引き起こす。その果てに、伝説の主人公となるのは一体誰なのか?リアルな現実を照射するなかに、人間の愚かさや愛おしさを浮かびあがらせた群像劇。

2015/09/13

思っていたより人がバタバタ死ぬ話だった・・・。しかもけっこうエグかったりして。
3月末の、条件の調った日にだけ現れる都市伝説「チェッコさん」。姿のわからないそれを軸に、その時、代々木公園から出られなくなった幾組ものカップルやグループの様子が切れ切れに描かれる。
平和なはずの公園にうずまく愛憎は、見えない力に引きずられた結果なのか、各人の意思によるものなのか。どちらか分からないところも怖いし、憎しみだけでなく愛ゆえの行動も行き過ぎていて怖い。じつはホラーなんじゃないか、この小説・・・。