健さんを探して の商品レビュー

相原斎(その他)

2018/12/09

孤高のひと、気配りの人、かわいい人・・・、近寄りがたい空気、実際に口を開くと気さく、高倉健さんのエピソードは無尽蔵ですね。①江利チエミとの格差婚：俺は６０万の俳優だ。家に帰ると２５０万の女房がいる。（映画１本の出演料、大卒初任給１．５万円の時代）②三田佳子に「ヨコちゃん、見たよ、おしっこ！」笑わず泣いてしまった１９歳の三田佳子　③日本侠客伝、昭和残侠伝、網走番外地、が同時進行した全盛時代（年間１６本の年も）「ご一緒、願います」「死んで貰います」④１９８１年の「駅」、これは「舟唄」の映画なんですよ。等々！

2015/12/13

スタッフや八代亜紀、三田佳子などいろんな人に取材して彼の一生を追っていく。ベールに包まれてた人なので、意外な話が多く面白かった。深作欣二とはあわなかった。睡眠術が得意だった。東映に入ってからの研修で、「向かないのでやめたほうがいいと言われた。」。売れない８年間の思いがその後の役者人生に影響する。鶴田浩二の嫉妬。どこに行ってもその筋の人のファンから声をかけられるので、新幹線の移動もやめ、撮影が終わると海外に出てしまう。　などなど。