怨鬼の執 の商品レビュー
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第四弾 光に取り付く通り魔、不幸な生い立ちから奇妙な技を付けて哀しい娘、伊賀の忍者に挑まれた後、今度は故郷での関連で炎上が
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- ネタバレ
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自らの昏い性質のせいで鬼と化す人間もいれば、もとは美しい心でも辛い運命が鬼に変えてしまうこともある。今回はそんな哀れな雪女に触れ、またも己の不甲斐なさに落ち込む半四郎。相変わらず謙虚で真っ直ぐな男です。今まで培った周囲との信頼関係は更に深まり、半四郎の知らないところで半四郎の為に動く仲間たちにホッコリします。反面半四郎を狙う組織の存在も見え隠れ。完全に闇の世界に両足突っ込んでしまっている半四郎に幸せは来るのか?鬼婆は本当にクソ婆だったな。一人で死ねばいいのに、と私の心の闇も噴出(笑)。
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素浪人半四郎百鬼夜行シリーズ、4作目。 前作で半四郎の脱藩までの経緯がちゃんと描かれてから、急に面白くなってきた。通り悪魔の「光耀鬼」と、悲しき過去から雪女と化してしまった「氷姫」の話は秀逸。そして、志津を自殺に追いやった元凶である浦山の大婆の恐ろしきことよ。化け物へと化してい...
素浪人半四郎百鬼夜行シリーズ、4作目。 前作で半四郎の脱藩までの経緯がちゃんと描かれてから、急に面白くなってきた。通り悪魔の「光耀鬼」と、悲しき過去から雪女と化してしまった「氷姫」の話は秀逸。そして、志津を自殺に追いやった元凶である浦山の大婆の恐ろしきことよ。化け物へと化していくまでの怨み、執念の募らせる様は震撼モノだった。 さて、すでに見え隠れしている新たな敵陣は如何なるものか。次の展開に期待。
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頻発する江戸の怪異に決死の覚悟で立ち向かう半四郎に最大の危機が訪れる。将来を嘱望された孫を半四郎に再起不能の身とされた大婆(おおばば)。家は没落し大婆の怨みが爆発する。日本を覆い始めた妖異が大婆に入り込み炎の化身となった。火の玉は半四郎の故郷を焼き払い、半四郎を標的に江戸へ向かう...
頻発する江戸の怪異に決死の覚悟で立ち向かう半四郎に最大の危機が訪れる。将来を嘱望された孫を半四郎に再起不能の身とされた大婆(おおばば)。家は没落し大婆の怨みが爆発する。日本を覆い始めた妖異が大婆に入り込み炎の化身となった。火の玉は半四郎の故郷を焼き払い、半四郎を標的に江戸へ向かう。〈文庫書下ろし〉
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