「これからの広告」の教科書 の商品レビュー
2016.08.15 著者なりの視点で新しい広告のあり方を上手くまとめてある。様々な異論もあるだろうがとりあえずこれからの広告コミュニケーションの方向性をエイヤーと括ったことは素晴らしいと思う。
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本の所感) 2015年で日清のCMがとても奇妙で気になっていた。西内まりやが何かを演じているあれである。しかし、この本を読むと、CMの意図が理解できる。新しい広告の形なのだ。著者はデザインにも力を入れていて、インフォグラフィックでまとめられている。読みやすい。SNSやコンテンツに...
本の所感) 2015年で日清のCMがとても奇妙で気になっていた。西内まりやが何かを演じているあれである。しかし、この本を読むと、CMの意図が理解できる。新しい広告の形なのだ。著者はデザインにも力を入れていて、インフォグラフィックでまとめられている。読みやすい。SNSやコンテンツに絡めたマーケティングの最新事例も豊富。広告の話に囚われていないため、マーケティングに関心がある人にはおすすめできる。 学びのポイント) 大切なのは、ブランドウィルとインサイト。 広告は見てる人に突っ込ませろ! 消費者の参加性を高めるためにわざとわかりにくくする 仕掛全体の仕掛けで効果の最大化
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実例を基にしたフィクションで臨場感がある。 旧常識と新常識の対比が面白い。 実際にやれるかどうかとは別かも知れないが。
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◾︎差別化よりもどうなってもらいたいか? 差別化ポイントを理性的に伝えるのではなく、お客さんにどうなってもらいたいかを伝える ◾︎一本の広告ではなく、全体の仕掛けを重視せよ まずコアアイデアを考える。例えば求人をイベント化するみたいな →全体のシナリオを考える →そこからどのメ...
◾︎差別化よりもどうなってもらいたいか? 差別化ポイントを理性的に伝えるのではなく、お客さんにどうなってもらいたいかを伝える ◾︎一本の広告ではなく、全体の仕掛けを重視せよ まずコアアイデアを考える。例えば求人をイベント化するみたいな →全体のシナリオを考える →そこからどのメディアを使うかに落とし込む ◾︎ワンルック・ワンボイスに統一する必要はない。メディアによって使い分ける。統一より連動。東京ガスはCMでは興味を引くストーリー、Webに誘導して商品説明。フィッツはCMからWebコンテストに誘導するダンス。 ◾︎わかりやすさからの解放 わかりにくい→ツッコミ→欠けたピースを埋めさせる ◾︎ラブレターではなく、良い時間を過ごす 子供と一緒に食べられるキャンディ。 商品を紹介する動画ではなく、96パーセントの赤ちゃんが泣き止む動画。
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最近の事例を取り上げながら、「これからの広告」の傾向と対策についてよくまとめられている。若い広告人のみならず、古い考えの広告に携わる人も読むべき。
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