悪女は自殺しない の商品レビュー
容疑者多すぎ、悪人多すぎ。 みなさん名前が覚えられないと書いてますが、ほんとにその通り。 内容自体は展開が多くて早く読み進めたいのに、名前わからなすぎて疲れて何度中断したか。 呼び名は統一してくれ。 結末微妙。
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ドイツの作家、ネレ・ノイハウスの警察小説オリヴァー&ピアシリーズ第一弾。 邦訳はシリーズ3作目から変則的に始まったため、しばらく様子見してたらいつの間にか10年積読。。。 オリヴァーの知り合いの高名な弁護士の自殺死体が発見される。時を同じくして、馬専属医師の妻の死体も発見される。妻は周囲の人から相当嫌われていて、誰が容疑者となってもおかしくない。この二つの事件は関連があるのか。。。 死んだ妻が題のとおり、酷すぎる悪女で。絶対自殺しないだろうと笑。 非常に読みやすく、スラスラと読める典型的な警察小説。。。。なのだが、登場人物の名前が覚えづらすぎて。馴染みがないためか、登場人物表と行ったり来たりを繰り返した。 また、簡単な事件のはずが徐々に複雑な様相を描き始め、という体のストーリーなのだが、ラストがちょっと残念だったか。 少しピアのキャラが立っていないかとも思ったが、長いシリーズものでしっかり日本に入ってきているので、末長く期待。
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オリヴァー&ピアシリーズ第一弾。二人が組んで捜査する最初の事件。 自殺と見せかけた、女性の他殺体が発見される。捜査をすすめていくと、詐欺や汚職、人身売買など多くの犯罪が浮かび上がる。終盤、解決への導きにくどさがあり読みにくいが、二人の活躍を知る読者なら楽しめるだろう。
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ドイツの人名地名に馴染みが薄く、登場人物を把握するのに苦労しました。 主役の警察官2名の設定が盛り込まれ過ぎていて、本筋と関係あるのか無いのか、読んでいて少し疲れました。ストーリーは面白いと思うんだけど、容疑者が多過ぎてドタバタしてる感じがする。もう少しシンプルに出来たと思う。自...
ドイツの人名地名に馴染みが薄く、登場人物を把握するのに苦労しました。 主役の警察官2名の設定が盛り込まれ過ぎていて、本筋と関係あるのか無いのか、読んでいて少し疲れました。ストーリーは面白いと思うんだけど、容疑者が多過ぎてドタバタしてる感じがする。もう少しシンプルに出来たと思う。自費出版の処女作だそうなので、続巻に期待。
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ドイツ語の人名、地名に馴染みがなく、何度も行きつ戻りつして読了。北欧ミステリーを読んでいてもそう思うけれど、ヨーロッパの現代ものは人身売買とか麻薬組織などが強固に出来上がっていて、読んでいると怖くなる。
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ドイツ人の名前に馴染みがないので、登場人物の名前は覚えにくいし、間柄や話題によって呼び方が変わるので、ちょっと前のページに戻って確認したりしながら読みました。 元貴族の名前には、フルネームの中にそれと分かる呼称が入っているとか、ドイツ社会の中の警官の立ち位置がちょっと分からない...
ドイツ人の名前に馴染みがないので、登場人物の名前は覚えにくいし、間柄や話題によって呼び方が変わるので、ちょっと前のページに戻って確認したりしながら読みました。 元貴族の名前には、フルネームの中にそれと分かる呼称が入っているとか、ドイツ社会の中の警官の立ち位置がちょっと分からない(例えば、取り調べにきた刑事に侮蔑、見下すような眼差しを向けるといった表現があるけれど、日本では警官に対してそういった感情は起きにくいと考える)といったこともあるけど、物欲や見栄や嫉妬というたぶん全世界共通の、ドロドロな人間模様の中でおこる殺人。 面白かったです。
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ミステリーの内容は置いておいて、オリヴァーとピアの出会いが読めて良かった! この頃からオリヴァーにはダメ要素があった様で面白かった。 新刊の「森の中に埋めた」からネレノイハウスを知って、このシリーズの虜になった。 ミステリー、ましてドイツ作品なので、地名や店名はともかく、人の名前...
ミステリーの内容は置いておいて、オリヴァーとピアの出会いが読めて良かった! この頃からオリヴァーにはダメ要素があった様で面白かった。 新刊の「森の中に埋めた」からネレノイハウスを知って、このシリーズの虜になった。 ミステリー、ましてドイツ作品なので、地名や店名はともかく、人の名前に出会う度、エラーホルスト?フェリツィタス?フォルクハルト?え?誰?と登場人物のページに戻ってしまう。登場人物のページにいつも栞を挟んでいる。そこも含めて読書時間が楽しい。
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ドイツの刑事小説。自殺した検事と女性の死体から物語が始まり、中盤でそれらが合流し一つの大きな事件があらわになるというストーリです。新たな事実がわかる度に次の容疑者現れる、これを最後の方まで繰り返し、読んでいるうちに頭の中で人間関係が整理できなくなっている。登場人物が深堀されていな...
ドイツの刑事小説。自殺した検事と女性の死体から物語が始まり、中盤でそれらが合流し一つの大きな事件があらわになるというストーリです。新たな事実がわかる度に次の容疑者現れる、これを最後の方まで繰り返し、読んでいるうちに頭の中で人間関係が整理できなくなっている。登場人物が深堀されていないのが読みにくさに拍車をかける。 探偵役の刑事2人も無個性で印象に残らない。シリーズものだか続きを読むのは当分先になるだろう
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) ドイツ、2005年8月。警察署に復帰した刑事ピアを、飛び降り自殺に偽装された女性の死体が待ち受けていた。実際は動物の安楽死に使用される薬物による毒殺で、夫の獣医や彼の働く馬専門動物病院の共同経営者たちが疑われる。だが刑事オリヴァーが指揮を執る捜査班が探るうち、隠された数々の事件が繋がりはじめ…。“ドイツミステリの女王”の人気に火をつけたシリーズ第一弾。 翻訳がぎこちないの?おもしろいハズなんだけれど、読みにくいし、文章が?構成が?稚拙なのよね。 これが処女作でこれ以後に書かれた小説がヒットしてあとから出版みたいだからそれもしかたないの???このオリヴァーとピアのコンビがシリーズになっているみたいだから1作目から読んだんだけれど、どうも次に行く食指がうごかない。どうするかなぁ? みなさんおっしゃっている「深い疵」まで読んでみるか? ピアのキャラクターがいまいち深く掘り下げられてないし、オリバーは奥様に浮気しちゃいそうだと言えちゃういい男なのでもう1冊は読むべきか否か悩むところ。 Eine unbeliebte Frau by Nele Neuhaus
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「深い疵」「白雪姫には死んでもらう」と、日本での出版順に読んできて、いよいよ出版順では3番目ですがシリーズ最初の本作に。 さすがにシリーズ最初なので、オリヴァーとピア以外の捜査班の面々は大人しめ。 フランクは最初から仕事の好き嫌いというか、手抜きをするタイプだったのね。 しかし、最後の最後まで犯人の見当が使いないのは今と変わらず。 だって怪しい人が多いんだもの。 っていうか、怪しくない人がいない。 みんなが彼女を殺す動機を持っている。 そんな人にはなりたくないなあ。 騙されてバカを見るのは嫌だけど、人を騙してバカを見させるのって、張りぼての人生のような気がする。 正義と法律の限界に引っ掛かりを感じ続けるところに、オリヴァーの誠意を見る。 この場合の正義には確かに共感するけれど、大勢の人がそれぞれの正義を主張して譲らなかった大変なことになるわけで、だからそこに法律の存在意義があるのだが。
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