蘭学探偵岩永淳庵 幽霊と若侍 の商品レビュー
シリーズ2作目。4作の短編いずれも異なる趣向で純粋に謎解きを楽しむことができた。淳庵は知識hずば抜けているが、決して天才肌ではなく、悩む時間も多く、9割型は自分の足で稼いだ情報を元に1割のひらめきで解決する形なのが、リアルで人間的で良い。周辺の瀬川も土屋も贄も皆友好的で読んでい...
シリーズ2作目。4作の短編いずれも異なる趣向で純粋に謎解きを楽しむことができた。淳庵は知識hずば抜けているが、決して天才肌ではなく、悩む時間も多く、9割型は自分の足で稼いだ情報を元に1割のひらめきで解決する形なのが、リアルで人間的で良い。周辺の瀬川も土屋も贄も皆友好的で読んでいて気持ちが良い。まだまだ続いてほしい。 短編では最終話の冷蔵庫システムが印象的。西洋で発明される数十年前に日本で自力で私的に作られていたと言うのは非現実的ではなく、全然有り得るなと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
蘭学探偵第2弾。 蘭学探偵淳庵が、居候先の辰巳芸者の豆吉の浮気を疑って、 しょぼくれてしまう話が面白かった。 結局、全くの勘違いで、 旗本の父を亡くし墓参りしているうちに、 詐欺に巻き込まれていた話だった。 本当に余計なお世話かと思うが、 この話を1巻目にした方が良かったのでは。 登場人物たちに色がついたというか、 肉がついたというか。 あ、血肉が通った感じという表現が正しいのか? トリュフ豚ならぬ、マツタケ犬の話も面白かった。 淳庵にはかみつき、 火盗改組頭になつくあたりは、さすが空気を読んでる。 それと、Armchair Detective の日本語訳は安楽椅子探偵ではなく、 炬燵与力だったらしい。
Posted by
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2015/06/post-8fef.html
Posted by
蘭学探偵・岩永淳庵シリーズ、2作目。 前作同様、蘭学というかカタカナ的な仕掛けを用いる相手との知恵比べのような展開に。相手がどういうカタカナ的な仕掛けを持って挑んでくるか、その点がこのシリーズの読みどころかな。その仕掛けが江戸時代にすでに開発されているのかと驚くような代物で、そ...
蘭学探偵・岩永淳庵シリーズ、2作目。 前作同様、蘭学というかカタカナ的な仕掛けを用いる相手との知恵比べのような展開に。相手がどういうカタカナ的な仕掛けを持って挑んでくるか、その点がこのシリーズの読みどころかな。その仕掛けが江戸時代にすでに開発されているのかと驚くような代物で、その時代の欧米では、想像以上に科学技術が進んでいるのが感じ取れる。前作では主人公を含め、キャラがあまり入ってこなかったのだが、2作目にして漸く慣れてきた。淳庵さんより、淳庵さんを事件に引っ張ってくる火付盗賊改の方々のほうが魅力的かも。
Posted by
- 1
