異国の影 の商品レビュー

佐伯泰英(著者)

2020/01/22

外国の交易を閉ざす日本が、迫る異国の圧力に揺れはじめている。先を読む大黒屋は備えに余念が無い。交易を終えた大船が戻る。軌道に乗った古着大市も始まる。総兵衛自身、それから一番番頭の婚礼も近い。物語は若さと活気に満ちている。それにしても表紙の外人、どこの国か彷彿とさせる。上手い。決してロシア人には見えない。2020.1.22

2016/02/06

異国との交易に出かけていた船団が帰ってくると言う時になって、深浦の船隠しが見張られているとの報告が。そして、だいなごん、現正平を狙う存在が現れる。
現状を受け入れられていない弟の勝頼や、今坂一族で日本に馴染めていない者の存在も明らかに。これらの人々が新たなトラブルを運んでくるのか？

2016/01/11

久々の新古着屋総兵衛影始末、安定の面白さ。
やはり幕末が近い？ということもあり
異国の話もチラホラ出てきて
今回は異国とこっそり交易をしているのではないかと疑わしき
松前藩が出てきたり。
せっかく壮大なスケールで造り上げた舟隠しも見つかってしまってー
という。
ロシアではなく結局はイギリスの測量船だったのだけれども
まぁ鎖国真っ只中だし、まぁ実際攻めてきたらたまったもんじゃないしな。と。
しかしながら総兵衛の弟の反発してる動向も気になるところ。
まぁまだまだ続くよなぁ〜って感じ。

2015/08/29

第十弾
このシリーズははやりあまり面白くない？
松前藩とイギリス、幕府鉄砲玉薬奉行の身の程をわきまえぬ所業
新一郎とおりんの祝儀が済めば、兄妹達の今後か？