風と共に去りぬ(第4巻) の商品レビュー
なんというか、共和党、北部の本音も描いてはいるけど、やっぱり奴隷制にはイノセントね。 そうしたことを除けば、女性の強さ、対しての愚かさなどがよき描かれている。 よく思うのだけれど、男性作家の描く女性よりも、女性作家の描く男性のほうがリアルに感じる。 まあ、これが名作だから、ってだ...
なんというか、共和党、北部の本音も描いてはいるけど、やっぱり奴隷制にはイノセントね。 そうしたことを除けば、女性の強さ、対しての愚かさなどがよき描かれている。 よく思うのだけれど、男性作家の描く女性よりも、女性作家の描く男性のほうがリアルに感じる。 まあ、これが名作だから、ってだけかもしれないけれど。 早く次を読みたい気持ちになっている。
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この巻は、歴史が少しずつ動いて、それに振り回される登場人物たち…という色合いが濃い。時代背景の説明はあるけど、さらっと読んだだけでは全部理解しきれず、もうちょっと理解する必要ありやなと思う。 今までの中で一番ドッグイヤーも少なめ。 スカーレットは策略でフランクと結婚して、タラにかかる税金を払って、製材所を買って、どんどん金儲けるぞー!というスタンスで毎日がんがん働く。あくまでもまだ19世紀やし、女性が自分の力で商いをするなんて、フランクが言うように「男勝り」でしかないと思う…笑 「わたしはこの世で一番大事なのはお金だとわかったし、神に誓って、お金のない生活は二度としないつもりなの」 でもやっぱりそんなスカーレットが私は好き( ´∀`) 新しい夫の前でこう言い放ち、有言実行できるところが尊敬! …毎回おなじみのアシュリとのやりとりは今回もあったが、もうアシュリが辛気くさすぎてイライラした(-.-) レットの言う通り、なぜいつまでもタラにいてスカーレットのおんぶにだっこ?しかも決めたなら北部行けよ!!いつまでスカーレットに世話になる気?そして製材所の仕事も役に立たないというひどい有り様… まぁそれは、スカーレットがどんどん変わっていく様子を表現するために必要な描写なのかなと思った。生き延びていくためにはお金が必要!って感じて以降、読者としては「アシュリのこと好きやろうけど、それはもはや情なのでは?」と思うこともある。 そんなことよりもお金!って感じ(笑) もう最終巻まできてしまった…あらすじ読んだが、すごい展開になっていくなあ!期待がふくらむ。。でも読み終わりたくない~。
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これはアメリカの『レ=ミゼラブル』だ。南北戦争に吹き飛ばされた秩序、善良なるものが悪にあざ笑われる時代。強さとは何かを教えてくれる。日本の戦国時代と同じだ。司馬遼太郎を感じた。 この巻でアシュリの言わんとしていた、自分への悲観の真相が明らかになる。切ない。これはやるせない。死にたい。
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2016年1月19日読了。 すごいわ、ほんとにすごいわスカーレット。 あの時代に、感覚が現代のキャリアウーマン。 ちよっと自分本位だけど、あのパワーはすごい。 やり方選ばないところはえげつないですが。 レット、バトラーが切ない。
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スカーレットはなんだかんだでフランクの事を大切にしていたし、フランクもそうなんだろうな、と思う。 4巻読んだと思えないくらい、どんどん先が気になる(●^o^●)
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ここまで来ても、まだ飽きさせない!! 大きな時代の変化にこれだけ対応できる女性って、本当に頭のいい人だったんだろうなと思う。
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<タラ>や家族を救うため、フランクと結婚したスカーレットが実業家として、活躍する姿が読みどころ。まったく生活力のないアシュリやタラを救うためスカーレットが奔走する。
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