孫子が指揮する太平洋戦争 の商品レビュー
vol.311 この歴史から私たちは何を学べるのか?戦後70周年に知っておきたいこと。http://www.shirayu.com/letter/2015/000630.html
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アジア太平洋戦争の主だった作戦を孫子を引きながら分析しようという試み。真珠湾、ミッドウェイ、インパール作戦、沖縄戦など。孫子の抽象性の高い部分は時代を越えて通ずるところがある。
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戦略が間違っていたら、どんなに個々の作戦や戦術で勝利しても、最終的には勝てない 兵は拙速なるを聞くもいまだ巧久を賭ざるなり 戦争をするなら短期決戦ですばやくかたづけろ 合戦における勝負は、十のものなら、六分か七分に止めて退くこと、それで十分な勝利である。八分の勝ちは危険で、...
戦略が間違っていたら、どんなに個々の作戦や戦術で勝利しても、最終的には勝てない 兵は拙速なるを聞くもいまだ巧久を賭ざるなり 戦争をするなら短期決戦ですばやくかたづけろ 合戦における勝負は、十のものなら、六分か七分に止めて退くこと、それで十分な勝利である。八分の勝ちは危険で、九分、十分となると、その後の大負けにつながる 兵站がのびればのびるほど戦力は落ちる 敵を知らず己をしっていれば戦いは五分五分、敵を知らず自分をしらなければまけるだろう 善く戦うものは、人を致して人に致されず 相手に左右されず、自分が相手を左右する立場にたつこと 兵力が敵の10倍あれば囲み、5倍あれば攻撃し、2倍あれば分断し、互角なら頑張って戦い、劣勢だとみたら退却し、勝ち目がないほど差があれば戦うな 万全の態勢を整えて油断している敵にあたれば勝つ 勝つべくして勝つ 最上の戦争は、敵の陰謀を破ることであり、その次は敵の外交関係を破ることであり、その次は敵の兵を討つことであり、最悪は敵の城を攻めることである 今村均中将 インドシナ軍政 スカルノを救出 現地民の官吏を採用、石油価格をオランダ統治時代の半額とした 各所に学校建設 日本軍兵士に略奪など不法行為を厳禁 ラバウル 海上補給が続かないと判断し、開梱作業。地下壕をつくり持久戦に備える 部下の拘置されているマヌス島拘置所での収監をGHQに申し出た 1944/9/15から71日間アメリカ軍を釘付けにしたのが、べリリュー島中川州男大佐 島民はパラオ本島に避難させ、天然の洞窟を利用した地下要塞にたてこもり持久戦 ほとんどの戦争は、正攻法を用いて敵と向き合い、新たな状況に即応することで勝つのである 昭和天皇の敗戦に関して4つの要因 兵法の研究が不十分、精神に重きをおき科学の力を軽視した、陸海軍の不一致、往年の山縣、大山、山本権兵衛というような大人物に欠け、政戦両略の不十分な点が多く、なおかつ軍の首脳者の多くは専門家であって深等速の力量に欠け、いわゆる下克上の状態を招いたこと
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