ダークシティ の商品レビュー
2023/05/11読了 #永瀬隼介作品 ハードボイルド。刑事モノ。 ストーリーは複雑ながらも 読みやすくてかなり面白かった。 キャラクターが濃く人間味もあって 長篇だが飽きがこなかった。 ただ岩尾は絶対悪いやつやと思ってた。
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好きではない本、絶対に一生かかっても絶対に読まない本、嫌いな本を選んで最後まで歯を食いしばって読んでみました。そういったことも必要だと思ったから。 この本の、警察や、パチンコや、政治家やカジノの情報や、ヤクザ、そのやりとり、裏の事情のその見解に対しては、シンプルでいて、モノホン...
好きではない本、絶対に一生かかっても絶対に読まない本、嫌いな本を選んで最後まで歯を食いしばって読んでみました。そういったことも必要だと思ったから。 この本の、警察や、パチンコや、政治家やカジノの情報や、ヤクザ、そのやりとり、裏の事情のその見解に対しては、シンプルでいて、モノホンの情報だと思ったし、凄まじく、大変に楽しかったし、面白かった。 この、警察関係のこと、その汚職やら、それらの裏の事情に関しては、多分トップレベルに逸脱して精錬されてもいると思う。そこが凄まじく面白い。 ただ、小説としての展開と人物像は3流やら2流ぐらいにまで落ちる。 例えば、どれの登場人物も度胸が据わっている。最後も、度胸があって勇気を示すのだが、ここが、すごくありきたりだし、現実感を欠いている。 それに人物像の涼という女性は、あからさまに分析的で、知的で、度胸があって、勇気があって、ヤクザよりも極悪な集団に対しても、知恵をひけらかし、知的ぶるあたりは、さすがに、くだらないと思うし、現実感を欠いている。ご都合主義なのは仕方がないが、それが私にとっては面白くなかった。おそらく、作者の知恵をひけらかすのにうってつけなキャラだったので、女性にしなければならなかったことに、無理くり感があるし、非常に無理があり不快だった。 それに、すべての登場人物に、べらぼうに度胸と勇気があったり、最強のニュー極悪集団が、その女にたぶらかされる展開にも、現実感から、ありえなさの不快感に一気に興醒めしてしまう。 でも、これは、やはり、警察やヤクザのこと、カジノこと、政治家の裏の事情のことでその関係性と動きでスリリングになっているところは、凄まじく面白いと思った。本物でシンプルなわかりやすい説明には誰もが舌をまくと思う。 おそらくサスペンスの中に、人が変わるとゆう文学も取り入れようとしているところに一貫した強みがわかっていない不安定さがある。
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6億円の強奪事件の話かと思いきや・・・展開に無理があり、しかも登場人物のキャラが強すぎていて、全然共感が持てなかった。この人の作品は硬派な方が面白い。
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- ネタバレ
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ストーリーは面白かった。スケールは大きいし、大胆というかハチャメチャでテンポも良かった。ノリを楽しんだ。 でも登場人物がねぇ。チャラチャラしていた翔太が利発で頼もしくなっていたり、最初の方と最後の方では人格が大きく変わってるような気がする。世の中、きっかけがあって人の考えが変わるとか成長するっていうことはあるけど、登場人物みんながそれじゃぁズルいぞ!まるで別人じゃない・・・と思っていたら、最後の1,2ページで翔太と涼が「ひとは変わる」って言ってる。読者にツッコまれないように、先に言っておこうって?(笑)
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#読了。借金まみれの玉山翔太は、幼馴染みで元暴力団直樹とともに警備営業所に強盗に入り、6億円を手に入れる。しかしその直後、金は奪われ、直樹は殺されてしまう。幼馴染みの涼と警官の岩尾と共に、真実を探るが。登場人物が多いような。カジノにもっと目を向けても。
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【ネタバレ】隠蔽された6億円強奪事件の謎を追う警察ミステリ。設定や展開があまりにも現実離れしていて強い違和感を覚えました。FBI帰りの彼と相棒シリーズの彼のキャラがかぶってしまうのも残念でしたが、翔太のキャラには救われました。
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