死の話をしよう の商品レビュー
死について真剣に考えるのはジュニアとシニアだという。ジュニアにとって死は驚きであり恐怖である。何もかもが失われることらしいが、それがいったいどういうことなのかもよく分からない。真剣に考えるほど分からなくなってくる。つまり、人間は必ず死ぬのに何も分からない。それが不思議であり怖さの...
死について真剣に考えるのはジュニアとシニアだという。ジュニアにとって死は驚きであり恐怖である。何もかもが失われることらしいが、それがいったいどういうことなのかもよく分からない。真剣に考えるほど分からなくなってくる。つまり、人間は必ず死ぬのに何も分からない。それが不思議であり怖さの原因なのだ。微細な子どもは考え抜いて哲学者になるとは著者の言葉だ。
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素晴らしい。久しぶりに大絶賛したい内容でした。 難解な問題であり、内容も難解なのだけれど それを読みやすくわかりやすい内容にて語られていく。 そこには、宗教のもととなる考えがあったり。 本質があったり、本当に純粋な気づきがあったり。 私の周りのすべての人に読んでほしいと思いまし...
素晴らしい。久しぶりに大絶賛したい内容でした。 難解な問題であり、内容も難解なのだけれど それを読みやすくわかりやすい内容にて語られていく。 そこには、宗教のもととなる考えがあったり。 本質があったり、本当に純粋な気づきがあったり。 私の周りのすべての人に読んでほしいと思いました。 哲学をしっているわけではありませんが。この本は すべての哲学をふくんでいるのではと思います。 また、すべての宗教の発端がこの本の語りに 現れてくるものではないかと思いました。 200P弱の短い本ですが。。。 特に子どもには、読んでほしい。わかりにくくても なんどでも繰り返して読めば必ずわかるし、わかれば 考えが突き抜けていく感じがする本だと思います。 他者の死 (二人称の死。三人称の死)(疚しさ) 私の死 さしあたり、まだ いつか必ず (いつか、必ず、その先が無い、私のとって、ありえないもの、理不尽) 生 『ない』の光に照らしだされた『ある』 『もう、ない』『いま、ある』が『まだ、ない』 『いま、ある』ことの晴れやかさ 読んだ後に感動的な想いも生じる本でした。
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