スカーレット・ウィザード(3) の商品レビュー
「4」をいつもは行かない、少し足を延ばした中古本屋で見つけたので、ならばと「3」へ入る。 今回はえらくあちこちに話が飛んで、重役連中の脅しや抱き込み工作から敵味方の色がついてきたかと思えば、幽霊星での不可思議なガイアとの再会(「1」に出てきた彼女がここで出てくるのは…?)、間に...
「4」をいつもは行かない、少し足を延ばした中古本屋で見つけたので、ならばと「3」へ入る。 今回はえらくあちこちに話が飛んで、重役連中の脅しや抱き込み工作から敵味方の色がついてきたかと思えば、幽霊星での不可思議なガイアとの再会(「1」に出てきた彼女がここで出てくるのは…?)、間に挟まるジャスミンの着せ替えショーやヘレンの修羅場(これってどれ程の意味があったのだろう)、最後に田舎海賊と凄腕アレンジャーの登場まで。 息子が生まれたこともそっちのけ、相変わらずぶっ飛んでいる話が続くが、もう、これは単純にお約束の世界を楽しむことね。 今回はダイアナの最強っぷりが際立つの巻。 しかし、ここで終わるかぁ…。(本シリーズ2度目)
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ケリーの周りで事故が多発。 幹部から悪い話を持ちかけられ、海賊に捕まって拷問され、どこまでも大変な目に合いますが、よくあることなのか、あまり本人にはダメージがなく、逆に海賊をおちょくる始末。 でも過去の記憶まで漁られるのは、タブーだったようでブチ切れます。 あっ、この船終わったな、というところで終わるので、次大暴れするところからスタートを読むのが少し怖いです。触らぬ神に祟りなし、くわばらくわばらー。
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読了後、少し時間がたっているのであまり覚えていませんが、血生臭い話でした。 義眼を傷付ける(というには生ぬるい)シーンは身の毛がよだち、更に脳の記憶を覗かれて……。 ケリーがひたすら可哀想な一冊です。
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