決戦!大坂城 の商品レビュー
決戦大阪城では有名な武将や裏で活躍した武将、さらに商人なども出てきてとても面白かったです。福島正守の話がとても面白かったです。他のシリーズも読んでいきたいです。【小5】
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※このレビューにはネタバレを含みます
20220324 154ページまで 20220423 男が立たぬ:君子と言うのは、5人もいれば漏れると言うのが常識である 黄金児: 人の世の有り様を深く知れば知るほど、むしろ秀頼の意識は遥か高みへと上り、澄明な眼差しで何もかもを捉えていくのであった
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「日ノ本一の兵」が印象的でした。まさに小説!発想に唸りました。 わしは死など恐れておらぬ。恐れておるのは、わしの名が傷つくことだけだ@福島正守「男が立たぬ」この一言に尽きる。片や女性たちにも誇りが。
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決戦シリーズ第2弾。今回の舞台は「大坂夏の陣」。 豊臣秀頼を書いた黄金児。 秀頼の魅力と可能性。そのため対する家康の後の無さが際立って感じました。大坂の陣の一年後に死亡しているという事実もあって。 秀頼への期待というか可能性の大きさを憶えるのは、若くして亡くなったことと、周囲の...
決戦シリーズ第2弾。今回の舞台は「大坂夏の陣」。 豊臣秀頼を書いた黄金児。 秀頼の魅力と可能性。そのため対する家康の後の無さが際立って感じました。大坂の陣の一年後に死亡しているという事実もあって。 秀頼への期待というか可能性の大きさを憶えるのは、若くして亡くなったことと、周囲の大人が老獪と老害のイメージがあるからでしょうかね。 若さというみずみずしさ。それに判官贔屓が重なるのでしょう。
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7人の作家それぞれ切り口も取り上げ方も、語り口も異なっていて、同じ歴史上の人物を描きながら、見方や捉え方で異なる人物像が描かれるところが面白く興味深い。 歴史上の人物のやったこと、考えたことは、全てが正確に詳細に伝わっているわけではなく、そのためそれを題材に小説を書く場合にも、著...
7人の作家それぞれ切り口も取り上げ方も、語り口も異なっていて、同じ歴史上の人物を描きながら、見方や捉え方で異なる人物像が描かれるところが面白く興味深い。 歴史上の人物のやったこと、考えたことは、全てが正確に詳細に伝わっているわけではなく、そのためそれを題材に小説を書く場合にも、著者の意見、発想は様々、描かれ方がことなるという発見。本当はどっちなのだろう?と思索するのも面白い。どこまでが史実で、どこからがフィクションなのだろう?
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豊臣家滅亡を大阪城をキーに展開した複数作家による短編集。天野純希氏の祖父家康、叔父秀忠から冷遇されながら女のため、自らのため意思を貫き通す松平忠直の「忠直の檻」、沖方丁氏の超純粋培養優良児、豊臣秀頼を斜め45度上空から描いたような「黄金児」、そして伊東潤氏の安定の不器用で気持ち良...
豊臣家滅亡を大阪城をキーに展開した複数作家による短編集。天野純希氏の祖父家康、叔父秀忠から冷遇されながら女のため、自らのため意思を貫き通す松平忠直の「忠直の檻」、沖方丁氏の超純粋培養優良児、豊臣秀頼を斜め45度上空から描いたような「黄金児」、そして伊東潤氏の安定の不器用で気持ち良い男たちの物語、「男が立たぬ」が心に残る。
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実在の人物、架空の人物、ミステリーに、 本格時代小説・・・それぞれの作者が"大坂城"をテーマに、 自由に、縦横無尽に描いた短編の連作集。 なにげに"真田"があちこちに潜んでいます(^^; 大坂側からの視点では、どうしても家康と秀忠は 悪い印...
実在の人物、架空の人物、ミステリーに、 本格時代小説・・・それぞれの作者が"大坂城"をテーマに、 自由に、縦横無尽に描いた短編の連作集。 なにげに"真田"があちこちに潜んでいます(^^; 大坂側からの視点では、どうしても家康と秀忠は 悪い印象の存在になってしまうのは仕方ないですね。 それぞれの作者の視点からの、秀頼や淀殿の描き方の 違いや、秀吉に近しい感情を持った武将たちの 想いの複雑さを味わえて楽しめました。
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大坂の陣をさまざまな視点から複数の作者が描く。シリーズ第二弾。大坂方が主人公。意外な視点で歴史の出来事を見るのは大変おもしろい。
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時代小説の現代のエンターテインメント作品。読切でリズムよく一気に読了。 若手の執筆陣の描く戦国武士らが、ゲームの主人公のようだ。 ボンヤリ理解していた大阪冬の陣夏の陣が繋がった。 来年の大河ドラマの予習をしたということで。
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慶長20年5月。秀吉が築きし天下の名城・大坂城。いまここに、戦国最後の大合戦が始まろうとしていた。乱世に終止符を打つのか、敗北すなわち滅亡か…。7人の作家が参陣、競作シリーズ第2弾。折り込み合戦地図つき。 通勤電車内の広告を見て図書館で借りた。有力な時代劇作家たちの短編集だが、...
慶長20年5月。秀吉が築きし天下の名城・大坂城。いまここに、戦国最後の大合戦が始まろうとしていた。乱世に終止符を打つのか、敗北すなわち滅亡か…。7人の作家が参陣、競作シリーズ第2弾。折り込み合戦地図つき。 通勤電車内の広告を見て図書館で借りた。有力な時代劇作家たちの短編集だが、本当の魅力を理解するには自分の日本史の知識がなさ過ぎた。残念。 (D)
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