市民K、教会を出る の商品レビュー
韓国プロテスタント教会の1世紀を、批判的な眼差しで、キリスト者、在野神学者・著述家として紹介している。覚めた眼差しの底にある聡明な批判的あり方には背筋を正される。 マッカーサーの野望、反共的宣教戦略が効奏したという一面だけでなく、20世紀初頭にあった平壌での霊的リバイバルなども紹...
韓国プロテスタント教会の1世紀を、批判的な眼差しで、キリスト者、在野神学者・著述家として紹介している。覚めた眼差しの底にある聡明な批判的あり方には背筋を正される。 マッカーサーの野望、反共的宣教戦略が効奏したという一面だけでなく、20世紀初頭にあった平壌での霊的リバイバルなども紹介されており、巫女的な国民性とビリー・グラハム的な精神が後に合流したのではないかという話もあって興味深かった。 また、2000年代以降の内容も多く収録されている。「小さな教会」や「御言葉の分かち合い」については、今後の展開が気になる。
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