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ひとごと の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2024/07/05

様々な家族の在り方の物語。 当たり前だけど、同じ家族なんてなくて8組の家族がいれば、8組の物語があった。 どの物語も単純にこちらの方が良いという絶対的なものはないけど、自分やったらこうすると感情移入出来た。

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2024/06/05

いろいろな家族がある。 本当にいろいろ。 目に見えない問題だってどの家庭も多かれ少なかれあるはず。 どの作品も棘みたいに刺さる何かを感じた。特に「愛情ボタン」と「晴れ、ところにより雨」はズキっときた。愛情ボタンのかけ違いはひとごとですらない気がした。まだ間に合うはず。ボタンをかけ...

いろいろな家族がある。 本当にいろいろ。 目に見えない問題だってどの家庭も多かれ少なかれあるはず。 どの作品も棘みたいに刺さる何かを感じた。特に「愛情ボタン」と「晴れ、ところにより雨」はズキっときた。愛情ボタンのかけ違いはひとごとですらない気がした。まだ間に合うはず。ボタンをかけ直さなきゃ…。そして、図太く、したたかに、臨機応変に…。 さあ、前を向いてまず一歩。

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2024/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきにあるとおり、『問題を抱えていても、それでも歩みを進め、解決には至らなくても、すっきりとしたハッピーエンドではないにせよ、ラストには小さな光』を残されておられる作品でした。 個人的には、スカッとする、または、ハッピーエンドやバッドエンドでもいいのではっきりとした結末となる作品が好きです。 なので、本作品を読み始めたときは、正直すっきりしない結末だなと思いました。 ただ、森浩美さんの作品は、我が身に降りかかってきそうなこと、それらを丁寧に優しく、たしかなハッピーエンドとはいえないけれども、リアルに書かれておられました。そこがこの作家さんの魅力だと思います。

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2021/10/07

この家族のシリーズを読むとほっとするのは、皆なんらか上手くいかない事を抱えながら日々を過ごしているのが普通だと思えるから。 嫌な事から目を背けたり、逃げようとせず、図太く、したたかに、臨機応変に向き合う。 これ、本当に大事。

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2020/08/31

家族の形はそれぞれ。一緒に過ごせる時間を大切にしたいと感じた短編集。『ひとごと』ではあるが、『ひとごと』ではない。

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2019/09/17

1つの幼い男の子が、母親の虐待により殺されるという事件に触れながらの8組の家族の話らしい。 この虐待事件って必要だったのかな? すべての話にこの虐待事件が、書かれていたとは読了後に気づいた。 そう言えば…程度。 仮面パパ以外は前向きな話。 仮面パパは小気味いい話。

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2018/10/27

角川書店の家族シリーズ。短編8編。母親による幼児虐待殺人事件をひとごとと感じる各短編の登場人物達。果たしてひとごとなのか?と問いかける。いつも通りそれぞれのラストには光が見えるがツライ内容もあり、子育てについて考えさせられる。

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2018/09/08

著者の作品らしく安心感、安定感があります。 設定、描写が細かくリアルで「ひとごと」ではありませんでした。

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2017/02/23

夫婦や家族を描いた短編。 事故で子供を失った夫婦。 事情を抱えた妊婦。 外面のいい夫(父親)。 父と息子と孫。 養子を迎えた夫婦。 母と息子。 捨て犬。 嫁姑問題。 それらは、どこかで子供を虐待して殺した母親のニュースに触れているという形になっているらしいし、確かにそうなんだけど...

夫婦や家族を描いた短編。 事故で子供を失った夫婦。 事情を抱えた妊婦。 外面のいい夫(父親)。 父と息子と孫。 養子を迎えた夫婦。 母と息子。 捨て犬。 嫁姑問題。 それらは、どこかで子供を虐待して殺した母親のニュースに触れているという形になっているらしいし、確かにそうなんだけど…そういうのがなくても、それぞれの話は良かった。 2017.2.23

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2017/01/02

想像より仰々しくなくて日常のような。 少しずつ毒があるけど、優しさでつながると信じたい。 よくもわるくも、片意地張ってられないのが親子なのかな。

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