統ばる島 の商品レビュー
八重山諸島を舞台にした短編集。最後の石垣島の話で諸々腑に落ちた気がする。石垣,西表,鳩間は行ったことあるけど,ほかの島も行ってその島についての描写を確かめてみたくなる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
沖縄の離島である八重山諸島は、今やリゾート地のイメージが強いけれど、昔から神や精霊など人智を超えた存在と共に「生活する」場所だったのと改めて知った。 雄大な自然のもと、癒しだけではなくシビアさとも向き合う生活が、生活が目に見えない存在を信じて敬う風習を作ってきてるのかな。 旅行で訪れるときは、島の環境や現地の風俗に敬意を持つようにしたい。
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春が近づいてくるとダイバー的には南の島の海が気になってくる季節。沖縄の作家である池上さんの描く島の姿や海の描写は幻想的な言葉をつかってはいても非常にリアルに心に響いてくるので大好きです。 この作品は沖縄本島よりも南の八重山諸島の島そのものにまつわるお祭りや民話を題材にした作品集。...
春が近づいてくるとダイバー的には南の島の海が気になってくる季節。沖縄の作家である池上さんの描く島の姿や海の描写は幻想的な言葉をつかってはいても非常にリアルに心に響いてくるので大好きです。 この作品は沖縄本島よりも南の八重山諸島の島そのものにまつわるお祭りや民話を題材にした作品集。生活の厳しさも描かれてはいるもののやっぱり行ってみたくなります。島の背景をこのような形ででも知ってから行くと、さらに島の魅力がましてくると思います。あああ暖かい海に行きたい。
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極彩色のファンタジー、根底に流れる塩の香りとにがみ。 小さな地理には何かが凝縮されていて、それはサチュレーションの極みで美しく見えるけれど、「むせかえすような」諸々となって表象されるのかもしれない。波の中で生きる術は、身を任せるしかないのかも。
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八重山諸島各島を舞台にした短編小説集。 →https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12183024421.html
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