絶滅危惧種 救出裁判ファイル の商品レビュー
絶滅した動物についての、とても読みやすい本。 最近絶滅動物出てなかったので買い! 2017/11/30 更新
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子供向けの簡単な本かと思いきや、意外と深い。 私の子供の頃は、こういう本は、人間が悪い!という勧善懲悪な書き方だったと思うけど、人間側の事情も書かれている。 そして現在の保護の具体的な進み具合も載っていて、うまく行っていないものもちゃんと載せている。 何が正解なのか?と問いかける...
子供向けの簡単な本かと思いきや、意外と深い。 私の子供の頃は、こういう本は、人間が悪い!という勧善懲悪な書き方だったと思うけど、人間側の事情も書かれている。 そして現在の保護の具体的な進み具合も載っていて、うまく行っていないものもちゃんと載せている。 何が正解なのか?と問いかける内容にもなっている。 人間は動物の一部。自然の一部。その点では特別ではない。 生き物を殺さないと生きてゆけない。 生き物が沢山いるほど、人間の生活は文化的にも豊かになる。 スポーツハントも一種の文化である…、あ、確かに。と思った。捕鯨批判を批判するなら、スポーツハントの批判も闇雲ではいけない。 その捕獲量で個体数はちゃんと維持できるのか?と。 人間が好きな物を搾取できる。それは自然が豊かであると言うこと。 人間には家畜がいるんだから野生動物を捕る必要ないじゃん、という人がいるが、家畜業や養殖業だって自然に大きな影響を与えるのは同じ。 なかなか良書でした。 最近の子は難しい本読んでるんだね。
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