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井上ひさし 短編中編小説集成(第8巻) の商品レビュー

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2020/12/13

「黄色い鼠」高校1年の時の担任の推薦図書。手に取った記憶があるものの中味 の記憶がない。図書館で借りたが絶版本の保存庫、本の登録ができない位古い。1980年初版の文庫。第二次大戦中のオーストラリアが舞台、主人公は収容所の日本人(なので「黄色い鼠」)、前半は緩くて良い雰囲気を醸して...

「黄色い鼠」高校1年の時の担任の推薦図書。手に取った記憶があるものの中味 の記憶がない。図書館で借りたが絶版本の保存庫、本の登録ができない位古い。1980年初版の文庫。第二次大戦中のオーストラリアが舞台、主人公は収容所の日本人(なので「黄色い鼠」)、前半は緩くて良い雰囲気を醸していたが徐々に不穏になり、激動の物語となっていく。雄大な自然と折り合いを付けながら進んでいくのだろうとの予感。 自分はどこで一生を終えるのだろうかとふと思った。四国に移住するメリットは何か?当初は新鮮に感じると思うけど、デメリットがあまりに多いのではないか。便利さがなく、仲間から離れる、趣味が続くのか、などなど。

Posted byブクログ