ふたり姉妹 の商品レビュー
次の展開が気になって一気読み! 年とともに変わるお互いの距離感、 なんだか人ごととは思えないような…
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面白く読めた。私はどちらかというと姉側に共感した。 姉の彼氏の柏木は本当に聡美を好きで大事に思っているのか疑問だった。聡美も柏木に遠慮してる様子だし、結婚に至らなそう。相手を尊敬できるのはいいけれど、無理をした関係では幸せにはなれないだろう。聡美が実家生活で友人や公太との交流で...
面白く読めた。私はどちらかというと姉側に共感した。 姉の彼氏の柏木は本当に聡美を好きで大事に思っているのか疑問だった。聡美も柏木に遠慮してる様子だし、結婚に至らなそう。相手を尊敬できるのはいいけれど、無理をした関係では幸せにはなれないだろう。聡美が実家生活で友人や公太との交流で丸くなってきたのが良かった。頑張りすぎた時は、人生の夏休みを取るのも大事! 最後の頃の、ルビーとサファイアの話は良かったが、この二人がよく似ているというのには聡美と同じくよくわからない。
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都会で働く洗練された姉と、田舎から出ることなく垢抜けない妹。そんな姉妹が住まいを交換して、お互いを知っていったり、自分を振り返ったり、都会暮らしと田舎暮らしについて考えたり、そんな物語。 一生懸命頑張って仕事してきて、疲れきっているであろう聡美が、最初こそ田舎に辟易していたもの...
都会で働く洗練された姉と、田舎から出ることなく垢抜けない妹。そんな姉妹が住まいを交換して、お互いを知っていったり、自分を振り返ったり、都会暮らしと田舎暮らしについて考えたり、そんな物語。 一生懸命頑張って仕事してきて、疲れきっているであろう聡美が、最初こそ田舎に辟易していたものの、沙織や光太や子どもたちと関わっていく中で、どんどん心がほぐれていくような様子が心地よかった。
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都会でバリバリ働く姉と、そんな姉の生活に憧れながら、田舎で暮らす結婚間近な妹。 初めはこんな人と思っていた姉が、実家である田舎で過ごして、今までも知っていたであろうさまざまな人と関わって、変わっていく様子は心地よかった。
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都会でバリバリ働く優秀な姉とずっと田舎で暮らし、結婚間近なマイペースな妹。 突然、姉が休みを取ったからと帰省する。 実家を出たこともなくずっと実家暮らしの妹は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しみたいと東京へ行く。 生活を交換して、見えてくるもの。 理想に思えてた都会暮らしと退...
都会でバリバリ働く優秀な姉とずっと田舎で暮らし、結婚間近なマイペースな妹。 突然、姉が休みを取ったからと帰省する。 実家を出たこともなくずっと実家暮らしの妹は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しみたいと東京へ行く。 生活を交換して、見えてくるもの。 理想に思えてた都会暮らしと退屈な田舎暮らし。 落ち着くところは…。 姉妹喧嘩勃発中に出て行った柏木さんが、戻ってきたときに手にしていた高級アイスに思わずほっこりした。 「将来は家族になるんだし」という何気ないひとことにもグッときた。 あんまり感情を出さずクールでイメージ良くないなぁと感じていたのに最後に好感度がアップしたよ、柏木さん。 姉妹というのがどんなものか、よくわからないが同性だけにいろんな面でライバル視するのだろうか、と思っていたがそこまでのドロドロとした感情もなく、上手く落ちついた…といった感じだった。
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田舎で結婚、退職するのんびり妹と、都会でバリバリキャリアウーマンな姉ってリアルな感じがする。 2人のこの先が知りたくて、物足りない。
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都会で成功してる姉、田舎で安定している妹。妹のほうが弾けて外に出そうなイメージだけどなぁ。 姉妹であっても人生いろいろってことよ。
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まさにの姉妹関係で入り込んでしまった。評価がイマイチなのが残念。とても良かった。 上昇志向で神経質で東京にでてきたキャリアウーマンの聡美と田舎で可愛がられてマイペースに生きてきた妹の愛美。 ふたつのしるしで絶対の話がでてきた。ここでは絶対なんてないと書かれていた。「絶対」だけでこんなに考えさせられるとは。 自分にとっての幸せとは何かについても考えさせられた。 最後の柏木さんの、将来は兄弟なんだからっていうセリフが素敵。聡美が幸せになれそうでよかった。
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瀧羽さんの本を連続して読んでいます。姉妹の関係は「パリパリ」でも書かれていた。姉は170cm程の背丈があって、妹は15cm低い。姉は東京の製菓会社で働くキャリア。妹は地元で10月に結婚を控えるフリーの立場。東京と郷里、地元という対比も面白いです。で、実際、新幹線に乗って帰らねばならないこの郷里ってどこなのでしょう?東京も姉の住むのはどこなのか気になりました。小説上の設定でしょうね。 最後に姉と妹がぶつかってしまうのが、真に迫っていました。姉の聡美には、イタリア料理で蘊蓄を述べて食事ができる柏木さんが似合うのでしょう。あまり熱くならないのが、公太君の分かりやすさと違うのでしょう。 皆さんのレビューを見せて頂きました。 うちは姉妹の二人の娘がいます。仲良しですよ。 姉が地元で妹が大阪市内に住んでいます。 僕は弟と競争しました。僕は一度学生時代に千葉で暮らし、郷里に帰りました。今弟はアメリカに赴任しています。三男も居るので、ステレオタイプに対比的に述べるのは難しいです。色々思い巡らせながら読みました。
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【あらすじ】 東京の製菓メーカーで企画職として働いていた29歳の聡美が久しぶりに故郷に帰ってきた。実家を出たことがなくずっと田舎暮らしの三つ下の妹・愛美は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しんでみたいと思い立つ。部屋を貸すことを嫌がる姉や困惑する婚約者を説き伏せて、愛美は東京に発つが、聡美の家で姉の恋人と遭遇。プライドが高く向上心の強い姉の突然の帰省を訝しんでいた愛美は彼に探りをいれてみることに。聡美が実家に帰ってきた本当の理由とは――? 『うさぎパン』の著者が贈る、人生の夏休みの物語。 【感想】
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