十二大戦 の商品レビュー

西尾維新(著者),中村光

2024/06/18

キャラクターそれぞれの視点があって、最後まで誰が勝つのか、勝てるのか、予想がつきづらく楽しかった。
12人で殺し合うわけだけど、ちゃんと皆死ぬし、生き返らないのは個人的にポイント高い。
善人なキャラも個性的なキャラもちゃんと死ぬし、スパッと死ぬから、読んでいてストレスがない。
アニメも面白かった〜

2024/03/08

12年に一度行われる十二大戦の第十二回。
本名や戦士名、口上、戦術がそれぞれの十二支に合わせたものになっている。
強者曲者同士のバトロワでチームなんて成り立つのかがポイントで、実際チームを組むことが戦術として繰り返し出てきたけどその中でも丑と寅の意図せぬ協定が過去話も含めて良かった。

2022/10/01

ページいっぱいにびっしりと書かれている文字にテンションがあがります
なんか自分の干支は気になっちゃいますね
それぞれの戦いにそれぞれの登場人物のお話があり、漫画を読んで結果はしていたけど、どうやってたどり着くんだろうとページをめくる手が止まりませんでした

2022/01/22

選ばれた十二人が代理戦争をして優勝者はたった一つの願いを叶えてもらえる。
それぞれ何を願うつもりだったのか気になるなー

2021/12/14

初めての西尾維新作品。
以前漫画版の十二大戦は読んだことがあったので、ストーリーは知りつつも小説版も手に取ったら予想以上に面白かった。
まずページびっしりに埋められた文字の数に驚かされたし、読んでいて文字を目で追うのではなく言葉が脳に流れ込んでくるみたいな、雪崩のように情報を注ぎ込まれる体験をしてしまった。
前から西尾維新についてすごいとは聞いていたし、文体に影響を受ける若い人も多いのも納得。
キャラクターが立ち過ぎ(笑)で、小説でよくある誰が誰かわからなくなるということもなく、メンバー同士が初対面なのがほとんどなのに人間関係が濃過ぎて引き込まれてしまう。
むしろ西尾維新の頭の中が見てみたい。

2021/06/07

十二支の戦士たちがバトルして一位を決めるお話。それぞれ個性的で、少し変わってて、戦ってる世界も立ち位置ずれてて、凄く西尾維新っぽいお話だと思いながら読んだ。それぞれの戦士で章立てされているので、少しずつ読み進めるのも良い。

2021/05/12

独特な言い回しや世界観がいつも通り面白く、特に12人のキャラどれもが絶対に魅力的で面白く見える要素があり最後がどうなるのか、どんな終わりになるのかと考察しつつ楽しんで読めた。

2021/05/05

滅茶苦茶キャラが立っているキャラクターがあっという間にご退場！ 猪の彼女が一番好きだったのだけど、あっという間にやられてしまって悲しい……。実は、漫画版を小説よりも先に読んでおり、勝者が誰なのか知っていたうえで読んだのだけど、それでも楽しめた。

2021/01/21

十二支をモチーフにした、バトルロイヤル。
干支を冠した異能の戦士達の戦いを描いた小説。

作者原作の漫画を読んだ事はあったけれど、小説は初めて。各々の特殊技能や、言葉遊びのような文体が独創的で面白かった。

章題の人物が主人公となって、話を繋いでいく。キャラクターが魅力的。特に卯は、現実にいたら嫌だけど、非現実だから許される人物。如何にも西尾維新という感じで好き。

暁月あきら作画の漫画や、アニメも見てみたいと思った。

2020/08/16

alien vs predatorと聞いて、てかなんで君らは戦うのか、ってもうそんなんどうでもいいけど面白そうーってなったわけで、そういう意味では、そういう意味じゃなくても、やだこれなんだか楽しい、ってなる。
12年に一度のお祭りなんだからスーパーヒーローが集まるのは分かるけど、オリンピックなら買っても負けても感動の涙で済むけど、今回は殺し合いだからね、そんなスゲーの集めて死んだら悲しいじゃないか。
なんてことを考えてもしょうがない。人が簡単に死ぬのは問題だゲーム脳だと言わずに今日のところは無礼講で盛り上がってみよう。