地球で生きている ヤマザキマリ流人生論 の商品レビュー
ヤマザキさんのエッセイを読むのは2冊目。こないだ『男性論』(文春新書、2013)を読んでその歯切れのよさにもう一冊読んでみようと思った。雑誌などに寄せたエッセイを集めたものでその感あり。話題や文体もバラバラなので一冊として読むにはわりとしっくりしない感じ。
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図書館で偶然発見。 「テルマエ・ロマエ」の作者のエッセイ集。 14歳で欧州一人旅を経験、高校を中退しイタリアの絵画学校に入学。 10代で日本を出る!という決断力と行動力がすごいなーと思いました。
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アインシュタインの相対性理論は 「時間って実は伸び縮みするんですよ~」 と、唱えてた所が面白いな、と思った。 で、私は新たな説を思いついた。 「地球って実は大きくなったり小さくなったりするんですよ~。」 して、その証明方法なのだが 星野道夫さんの本を読むと 地球は果てしなく広が...
アインシュタインの相対性理論は 「時間って実は伸び縮みするんですよ~」 と、唱えてた所が面白いな、と思った。 で、私は新たな説を思いついた。 「地球って実は大きくなったり小さくなったりするんですよ~。」 して、その証明方法なのだが 星野道夫さんの本を読むと 地球は果てしなく広がり、 ヤマザキマリさんの本を読むと う~んと縮小されたのだ。 イタリア、割とすぐ近く。(みたいな^^;) 遠くにあれば想像力は膨らみ、 近くにあれば楽しみが増える。 大きな地球も小さな地球もどちらも大好きだなぁ。
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著者の本を最近何冊も読んでいるので、内容としては繰り返しが多かった。国境のない生き方のほうが、時系列の自伝風だったので、夢があって面白かった。が、こちらは文学についての著者の考えが詳細に書かれていたので、そこは良かった。
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私は漫画家としてのヤマザキさんを知らずに出会い、(テルマエロマエの映画は見た)すごい人生だなぁ、と思ってエッセイを読んできました。文章のうまいことにも驚きますが、翻訳する人の文章も論理的で巧みなことを思い出しました。イタリア語や英語が身についているヤマザキさんなら当然なのかもと思...
私は漫画家としてのヤマザキさんを知らずに出会い、(テルマエロマエの映画は見た)すごい人生だなぁ、と思ってエッセイを読んできました。文章のうまいことにも驚きますが、翻訳する人の文章も論理的で巧みなことを思い出しました。イタリア語や英語が身についているヤマザキさんなら当然なのかもと思ったり。でも、それ以上に日本語が素晴らしいのです。 この本はヤマザキさんの「なるほど、そうだったのか」とか「やはりね~」という謎解きの本でした。14歳で娘を一人外国へ送り出す母親って、どんな人なのか。なぜいつも遠い国へ行きたくなるのか、どんな芸術や人に影響を受けたのか。 知れば知るほどすごい人です、ヤマザキさん。 先日さらっとイタリア語を話すところをテレビで見たらその自然なところ(当たり前だけど)がすごくかっこよかった!
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『テルマエ・ロマエ』でしか知らなかった著者だが、ロー・ティーンにしてドイツやフランスへの一人旅に出るなど、尋常ではない型にはまらない生き様や自分なりの価値観をしっかりと持ち・育みながら、生きてきたことが窺える。 その人生論が参考になるかといわれると疑問符はついてしまうが、女性論、表現論、芸術論、イタリア論とヤマザキマリ流の感性が新鮮だった。 15-153
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14歳でヨーロッパ一人旅、17歳で高校を辞めてイタリアへ・・・、私とは全然スケールの違う道を歩んでいる物語を読むと、新しい風が入ってくるような感じがする。 そして、やっぱりヤマザキマリさんはパワフルだなと思う。
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ヤマザキマリによる人生論。苦労している人の人生論なので、とても深い。そう感じた。5つの章からなるこの人生論。特に『女性論』は非常に勉強になった。
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