古書ミステリー倶楽部(Ⅲ) の商品レビュー
(借.新宿区立図書館) Ⅰ・Ⅱは古書がからむ事件性が高い。Ⅲはそれほど古書主体ではないものが多いが、ミステリーとしてはこちらの方が面白い。そもそも私は古書それ自体に希少性とか装幀などによる金銭的価値を求めていないのでそういう内容にイマイチ乗れないということもあるかもしれない。
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(収録作品)口絵(江戸川乱歩)/のっぽのドロレス(宮部みゆき)/閻魔堂の虹(山本一力)/緑の扉は危険(法月綸太郎)/長い暗い冬(曽野綾子)/書肆に潜むもの(井上雅彦)/一銭てんぷら(長谷川卓也)/悪い夏 悪い旅ー随筆「古本名勝負物語」(五木寛之)/バルセロナの書盗ー随筆「大泥棒だ...
(収録作品)口絵(江戸川乱歩)/のっぽのドロレス(宮部みゆき)/閻魔堂の虹(山本一力)/緑の扉は危険(法月綸太郎)/長い暗い冬(曽野綾子)/書肆に潜むもの(井上雅彦)/一銭てんぷら(長谷川卓也)/悪い夏 悪い旅ー随筆「古本名勝負物語」(五木寛之)/バルセロナの書盗ー随筆「大泥棒だったヴィクトリア女王の伯父」(小沼丹)/凱旋(北村薫)/紅唐紙(野村胡堂)/D坂の殺人事件(草稿版)(江戸川乱歩)
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やはり今回も琴線に触れる作品には出会えなかった。 本、古書自体がメインになる作品が読みたい。 妖魔夜行シリーズの高井信著「しかばね綺譚」のような作品はなかなかないものなんだなぁ。
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