ヴィゴツキーの思想世界 の商品レビュー
しっかりと感想を書くにはもう一度じっくりと読み直す必要がある。 現段階では、エイゼンシュタインとの関係が言語と概念ではない心像やイメージと意識の関係の究明にあったことや、対話的活動の重要性をフンボルトから受けついだこと、始めの著作である芸術心理学と最後の言語と思考の最終章が関連し...
しっかりと感想を書くにはもう一度じっくりと読み直す必要がある。 現段階では、エイゼンシュタインとの関係が言語と概念ではない心像やイメージと意識の関係の究明にあったことや、対話的活動の重要性をフンボルトから受けついだこと、始めの著作である芸術心理学と最後の言語と思考の最終章が関連していることなどが残っている。 一つ疑問に残っているのが、著者の多くの引用が柴田氏の翻訳ではなく、英語版の著者による翻訳としてなされているのだが、なぜだろう。柴田氏の翻訳を訂正する個所もあったし、氏の翻訳が満足できないものなのだろうか。言語と思考は、英語でも読む必要がありそうだ。
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