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黒板勝美の想い出と私たちの歴史探究 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2020/07/30

こんな本が出ていたんですね。国史大系といえば黒板勝美。その親族などによる思い出他。ただほとんどは過去に書かれたものの寄せ集めではある。 後半は編者お二人(ご夫妻)の研究とか作品に関する記事(これも2000年前後中心)。駒澤女子大でのシンポはそれなりに興味を惹かれる。まあそれより最...

こんな本が出ていたんですね。国史大系といえば黒板勝美。その親族などによる思い出他。ただほとんどは過去に書かれたものの寄せ集めではある。 後半は編者お二人(ご夫妻)の研究とか作品に関する記事(これも2000年前後中心)。駒澤女子大でのシンポはそれなりに興味を惹かれる。まあそれより最後の永井路子さんの歴史との向き合い方が面白い。作品を読んでみたくなった。

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2015/06/07

著者は私の恩師の一人でした。五月十一日に帰天されました。随想には、先生が折に触れて語られたこと、語られなかったことがあり、感慨がこみ上げてきました。 黒板勝美は、日本史の泰斗でしたが、その思い出を公私にわたって書いておられます。黒板勝美の学術的恩恵は、国史大系だけでも、計り知れな...

著者は私の恩師の一人でした。五月十一日に帰天されました。随想には、先生が折に触れて語られたこと、語られなかったことがあり、感慨がこみ上げてきました。 黒板勝美は、日本史の泰斗でしたが、その思い出を公私にわたって書いておられます。黒板勝美の学術的恩恵は、国史大系だけでも、計り知れないものがあります。 おもしろかったのは、ご夫妻と秋山先生と東先生とのシンポジウム。何かと先生と永井路子先生にはご講演を拝聴する機会があったのですが、お二人がご一緒なのは、初めてだと思います。 とても刺激的です。

Posted byブクログ