本格ドリブラー養成講座 の商品レビュー

前園真聖(著者)

2016/07/20

前園真聖の実体験に基づくドリブラーとしての、試合や練習に対する心構えが書かれていた。終盤ではドリブラーとしてというより、サッカープレイヤーとしての心構えが書かれていた。

サッカー選手を目指すような子供にも知ってほしいような内容。ただ、言葉や構成としては大人向けなので、指導者やそんな子を持つ親が読んでためになる。技術・戦術を学ぶことも重要だが、それを実践（試合）でどのように・なぜ使うのかも重要。それを知るだけで、プレイヤーにとっては、同じ練習内容でもより実践的になる。

頭を使って賢いプレーをするための一助になるはず。サッカーに限らず、スポーツバカになってはいけない。スポーツにおいて、試合では練習と同じ場面なんてありえない。頭を使って、練習して習得した技術や戦術をいかに利用するかが重要だ。

”頭を使え”とまでは書かれていないが、”使わなければ生き残れない”、”使った方が楽しめる”ということが覗える。

ドリブラーを目指す人にはもちろん有効な内容だ。だが、ドリブラーと対峙しないポジションはないので、ディフェンス面の意味でサッカー全般に有効な内容になっていると思う。

ドリブルもあくまで得点するための手段であることも書かれていた。得点するためにはシュートを打たなければならない。さらには、パスやトラップなど、サッカー全般の心構えが書かれていた。その一つとしてドリブルがであって、その有用性や仕掛ける醍醐味が書かれていた。

2015/06/04

サッカーをちゃんと習ったことの無い状況で、早８年ほど下手の横好きで続けてますが、やはり、ＦＷやるならそれなりに気概を持って挑まないとダメだと思いました。
ただ走るだけじゃなくて、頭使って、次のアクションも考えて、いかに点を取るか。。。
まだまだドリブラーへの道は長そうです。でも非常に参考になりました。