古典BL小説集 の商品レビュー
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この書ではBLの定義をこう書いている。 「女性作家が書く男性同士のホモエロティックな(関係が含まれている)物語」。書き手を女性に絞っているのが特長だ。森茉莉の短編も収められている。耽美すぎてぼくには面白くない内容が多かった。
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非常に好き。重厚だったり耽美だったりする小説はもちろん、解説も時代背景や作者にしっかり踏み込んでくれているもので読み応えがあった。「もうひとつのイヴ物語」がお気に入り。現代のBLに通じそうな設定が素敵。
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男性の同性愛を扱ったアンソロジー。同じく平凡社ライブラリーには『ゲイ短編小説集』というアンソロジーがあるが、本作との違いは『女性作家の書いた』という制限の有無による。 巻末の解説によると、作例は少なからず存在しているようだが、大半が長編ゆえに、収録作の大半が抄訳となっている。抄訳...
男性の同性愛を扱ったアンソロジー。同じく平凡社ライブラリーには『ゲイ短編小説集』というアンソロジーがあるが、本作との違いは『女性作家の書いた』という制限の有無による。 巻末の解説によると、作例は少なからず存在しているようだが、大半が長編ゆえに、収録作の大半が抄訳となっている。抄訳のものはストーリーを追うぐらいしか出来ないのが残念。 唯一、日本文学からは森茉莉の『恋人たちの森』を収録。まぁ、このテーマなら森茉莉しかいないよな……と思いつつ再読。
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