世界はフムフムで満ちている の商品レビュー
金井真紀さんの作品で絶対にいつか読もう!そう思っていたのがこの作品…つくねさんのレビューから読んでみたいと思ってましたが、それからもうだいぶ経ってますねぇ…。でも読めてよかった!つくねさん、ありがとうございます。 この作品のタイトル「世界はフムフムで満ちている」なんとも、惹...
金井真紀さんの作品で絶対にいつか読もう!そう思っていたのがこの作品…つくねさんのレビューから読んでみたいと思ってましたが、それからもうだいぶ経ってますねぇ…。でも読めてよかった!つくねさん、ありがとうございます。 この作品のタイトル「世界はフムフムで満ちている」なんとも、惹かれますよね!様々な職に就いている人たち88人に対してインタビューをしたもので、なんとも味わいのあるイラストが添えられています。私が今まで生きてきて、出会ったことのないような職業もあるんですね…!そして、どんな職業についている人でも、必ずその人が大事にしているポリシーがあるのって素晴らしいと思いました。 ちょっと変わったものだと、やっぱり緊縛師…すごいっ!!こんな職業あるんだぁ~って。国語辞書編纂者、あれ…この編纂って何て読むの?答えは、へんさん!言葉を差別しないって、言葉への愛を感じます。あとは、法廷画家、顔をみたら有罪か無罪かわかるようになっちゃったって…極めてますよねぇ!! ちょっと残念なのは、読んだのが単行本だったこと…文庫なら100人のインタビューを読めたんですよねぇ!!でも、フムフム、ニヤニヤ、ワクワクをいっぱい感じられる作品でした。
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そっか、普段何気なく見ている一部にも、色んな職業の人が関わって出来ているんだなと、フムフムと感じられました。 まじでフムフムです。 世界には人の数だけ色んな道があって、その道のプロが必ずいるんだから、もっと人の職業を知りたいなと思いましたね。 月1でお互いの職業情報交換をす...
そっか、普段何気なく見ている一部にも、色んな職業の人が関わって出来ているんだなと、フムフムと感じられました。 まじでフムフムです。 世界には人の数だけ色んな道があって、その道のプロが必ずいるんだから、もっと人の職業を知りたいなと思いましたね。 月1でお互いの職業情報交換をする機会があれば面白いのにな。そうすればもっと世界が楽しくなりそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【仕事での学び】 著者が、いろいろな職業の人にインタビューをされ、その会話の断片、というか本質を突くような部分を抜粋して紹介している本。 仕事をすることは、社会に出ること。 だから、いろいろな職業であってもそこでそれぞれが学んだとされることの多くが人とのかかわり方、自分の社会とのかかわり方、だなーと思った。帰納法、みたいな感じで。 正直、まったくその職業に関係ないことについての話だったりして。だから、読者の職業にかかわらず、学ぶことが多いし、逆にその職業ならではの人間関係や社会とのかかわり方から得られる視点もしれて、おもしろい。 著者はイラストレーターとのことで、イラストもかわいい。
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いろんな職業の達人に話を聞いている。 全く知らなかった職業のフムフムと思うようなことがコンパクトにまとめられている。 いくつか気になったものを以下にあげる。 海女…ここで生まれたかとついてきた人以外なれない。生命を預ける仕事だから。 工事現場監督…はいだけ言ってやらないやつに...
いろんな職業の達人に話を聞いている。 全く知らなかった職業のフムフムと思うようなことがコンパクトにまとめられている。 いくつか気になったものを以下にあげる。 海女…ここで生まれたかとついてきた人以外なれない。生命を預ける仕事だから。 工事現場監督…はいだけ言ってやらないやつには、絶対に反論できない先輩や仲間にあなたから言っといてと頼むこと。 木こり…すごくきつくて毎日やめたいと思ってたのに無能すぎてやめられなかった。 自分しか気づかないレベルで進化していくのがよかった。そうして数年後一人前になっていた。 インタビュアー…インタビューの前に自己暗示。私はこれから会う人が大好きだ。抱きつきたいくらいだと本気で考えてから会うとうまくいく。 塗装工…下積み期間が長くても、達人になれたのは、親方に「失敗したら一つ前に戻ればいい」と言われたから、全部がダメなわけじゃない、一つ前の工程まではいけたじゃないか。 振付師…踊れないのはリズム感がないせいじゃない、うまく踊れなかったら恥ずかしいという自尊心のせい。それをとりはらって。 漫画雑誌の編集者…自分が出したアイデアは拾ってくれないから、そういえば昔見た映画に…とひとりごとをいう。そしたら使えるかもと乗ってくる。作り話だけどね。
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88人の職業人にインタビューしたもの。 これは癒される。個人個人のこういうものが積み重なって世界はまわっているんだなあ。 コンビニ店長さんのくちびるをみる話が好き。
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インタビュアーの「首尾よくインタビューできる秘訣」をお守りのように大事にしている著者。「インタビューの前に自己暗示をかける。私はこれから会う〇〇さんが大好きだ、目の前にいたら抱きつきたいくらいだ、実際に抱きついちゃったらどうしよう…って本気で考える。そしてから相手に会うとインタビ...
インタビュアーの「首尾よくインタビューできる秘訣」をお守りのように大事にしている著者。「インタビューの前に自己暗示をかける。私はこれから会う〇〇さんが大好きだ、目の前にいたら抱きつきたいくらいだ、実際に抱きついちゃったらどうしよう…って本気で考える。そしてから相手に会うとインタビューはきっとうまくいく」…これは、日常生活にも使えるわ! ロッククライマーの「リュックの容量は決まっている。何かを捨てないと、新しいものは入らない。」に、ハッとした。
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著者自らが,88の達人たちの仕事の世界を取材し,絵と文で紹介します。達人たちのプロフェッショナルで,奮闘する姿に,驚いたり,感心したり,クスッと笑えます。まずは気になる仕事のページから,フムフムとお楽しみください!
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ゆるい感じで展開されているけれど、一個一個は良い事書いてある感じの本。気楽に読めるから本が苦手な人におすすめかも。
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副題に「達人観察図鑑」とあるが、これは世の職業案内ガイド本だ。 読んですぐ、この本は中学生くらいに読ませたいな、と思った。村上龍に、〇歳からのハローワーク云々の著作があるが、あれよりお手軽に、そしてその職業の真髄に触れることができる(かもしれない)。達人だけでない、市井の、しかし...
副題に「達人観察図鑑」とあるが、これは世の職業案内ガイド本だ。 読んですぐ、この本は中学生くらいに読ませたいな、と思った。村上龍に、〇歳からのハローワーク云々の著作があるが、あれよりお手軽に、そしてその職業の真髄に触れることができる(かもしれない)。達人だけでない、市井の、しかしながらその職業への誇りと矜持を持った人々のひと言が抜き取られている。 海女の「たんす」は、熟練の余裕と、けっして獲りすぎない、という自然との見事な釣りあい、バランスが語られている。 インタビュアーの、相手を好きになるは話を聞く立場のものの基本だろうし、一方で、採用面接で口角をみてその人物を推しはかるコンビニエンスストアの店員の話も面白い。 瞬時に人を見分ける術では、法廷画家が15秒でその人物が有罪か無罪かを見抜けるようになったという凄み!! あるいは同じ犯罪者に関わる立場として似顔絵捜査官の、犯人の似顔絵は70%似たものが検挙率が高いという、その微妙な匙加減も、長年の積み重ねた経験則の重みが感じられる。 写真関係者は、文庫本で追加されたものを含め3人もいる。ベテランのスポーツカメラマンの、昔の機材で連写機能もなかったころに、その競技をじっくり観察して、どのタイミングで筋肉の動きがいちばん美しいかを突き止める研究心に頭が下がる(パシャパシャと連写してんじゃねぇぞと自戒・笑) 本当に、ありとあらゆる職業に、その道を究め楽しむ術があることを教えてくれる。 85歳のライフセイバーは、死んだら三途の川でライフセイバーをやるらしい。お見事!!!
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だらっとした表紙のイラストそのまま 肩ひじ張らず素直にフムフムと読みました この著者 興味あるなあ それにしても職業のなんと多様なことよ フムフム ふーむふむ 寝そべって読みました ≪ ランダムに 並んだ仕事 ふむふむと ≫
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