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にゃんくるないさー の商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2023/11/12

著者の北尾トロさんの猫愛溢れるエッセイ。 学生時代に一人暮らしを始めてから、飼ってはいないが面倒を見ている状態での何代かの猫の出入りを経て、正式に飼い始めた2匹の猫との暮らしが描かれている。 その間に、妻との結婚、子供の誕生、何度かの引越があるが、いずれも猫中心の視点。 猫の魅...

著者の北尾トロさんの猫愛溢れるエッセイ。 学生時代に一人暮らしを始めてから、飼ってはいないが面倒を見ている状態での何代かの猫の出入りを経て、正式に飼い始めた2匹の猫との暮らしが描かれている。 その間に、妻との結婚、子供の誕生、何度かの引越があるが、いずれも猫中心の視点。 猫の魅力はもちろん、生き物を飼う際の責任感や覚悟が感じられるのもよかった。

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2023/04/08

著者・北尾トロ氏の20代から50代までの猫との生活を綴ったエッセイ。1978年,東京・阿佐ヶ谷で一人暮らしを始めたときに出会ったノラ猫を皮切りに、2012年、長野・松本に居を構えるまでたくさんの猫を飼っているが、どれも皆出身はノラ(モーは保護猫)。当時に比べると、最近はノラ猫どこ...

著者・北尾トロ氏の20代から50代までの猫との生活を綴ったエッセイ。1978年,東京・阿佐ヶ谷で一人暮らしを始めたときに出会ったノラ猫を皮切りに、2012年、長野・松本に居を構えるまでたくさんの猫を飼っているが、どれも皆出身はノラ(モーは保護猫)。当時に比べると、最近はノラ猫どころか散歩する家猫の姿さえ、見られなくなった気がする。家の中で大事に飼うことに、いまの飼い主たちが慣れたからだろうか。気軽にその姿が見られないことに、寂しさを感じる…。

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2020/02/17

猫運高めで羨ましい限り。 エサや飼い方は時代だなあ、という感じ。どっちがいいとは言えないけど、完全室内飼いの方が人は安心だよね。

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2020/02/02

まぁまぁなエッセイでしたかね…猫好き、ということで読んでみましたけれども、うーん……やっぱり猫はこういった本とか読むんじゃなくて、実際に触れ合うのが一番ですね! といった感じでしょうか…。 著者が若い頃にはまだ人懐っこい野良猫とかが居たように思われますねぇ。アパートに入り込んで...

まぁまぁなエッセイでしたかね…猫好き、ということで読んでみましたけれども、うーん……やっぱり猫はこういった本とか読むんじゃなくて、実際に触れ合うのが一番ですね! といった感じでしょうか…。 著者が若い頃にはまだ人懐っこい野良猫とかが居たように思われますねぇ。アパートに入り込んでくるなど今の時代じゃ、少なくとも僕は経験したことがないですねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 牧歌的、とも言えるような時代を過ごした著者を羨ましくも思いますねぇ…今は去勢されていない野良猫なんてかなり少なくなっているんじゃないでしょうか? 悲しいですねぇ…すべてを管理しようとする人間の業の深さ?ってやつを感じざるを得ないですね! ヽ(・ω・)/ズコー というわけで、猫好きならまぁまぁ楽しめるエッセイとなっております。著者の猫の写真も可愛いですね。 さようなら…。

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2018/05/20

エッセイ集。 著者が一緒に暮らしてきた猫たちのこと、その猫と暮らしていた当時の思い出など。 なんとなく出会い、なんとなく別れ、また新たに出会う。 わたしも出会いたい・・・(と思っているのに、逃げられるのは何でだ?)。

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2018/03/20

惰眠を貪り 鯖の水煮 人も猫も距離感が大事 高円寺 地下鉄の構内に入って地盤沈下の具合などを調べる仕事 不倫相手(パパと呼んでいた) 運動不足のチンチラ 大慌てでバルサンを買いに行って焚きまくった ノミの卵 阿佐ヶ谷 アメショーのティミー 小田急線の経堂きょうどう 艶っぽい話では...

惰眠を貪り 鯖の水煮 人も猫も距離感が大事 高円寺 地下鉄の構内に入って地盤沈下の具合などを調べる仕事 不倫相手(パパと呼んでいた) 運動不足のチンチラ 大慌てでバルサンを買いに行って焚きまくった ノミの卵 阿佐ヶ谷 アメショーのティミー 小田急線の経堂きょうどう 艶っぽい話ではなく 西荻窪 四谷三丁目まで往復する煩雑さ 善福寺川沿いに歩くコース 仁義を切る ノラの鑑である 明朗闊達かつたつ 不慮の事故 凛々しい態度には一目置いているようだ 弟のセールストーク アメリカン・カールが混じっているかそのもの 局部から分泌液が溢れている 避妊手術 低身低頭で謝り 手頃な賃貸ちんたい 国分寺 自産自消 委細かまわず伸びをするモー伸び対照的な反応 共同戦線を張った しない後悔よりする後悔 松本の市街地は晴天率が高い ハクビシンは猫を食べるという噂だよ 腎不全じんふぜん 獣医の説明は的確で、手際もいい。動物への愛情も感じられる。 青山墓地で 2015年吉日 松本の自宅にて 角田光代 くじ運 猫運 他者を想像し、思いやり、工夫を凝らすことで、それぞれの最大公約数的な幸福を模索する。 無鉄砲で刹那的な生き方 猫は明日を憂えないという 大丈夫、何が起きても、にゃんくるないさー、と。

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2017/08/26

ここにも猫バカ、いや猫好きな物書きがいた。初期の頃の猫との付き合いは野良に餌を提供する猫好きの人というスタンス。しかし第10章「猫をぼくらに売り込む不思議な猫」という本書の中で最も笑えるエピソードからスー(メス)を飼うことになり、やがてそこにモー(オス)が加わって猫との生活がどん...

ここにも猫バカ、いや猫好きな物書きがいた。初期の頃の猫との付き合いは野良に餌を提供する猫好きの人というスタンス。しかし第10章「猫をぼくらに売り込む不思議な猫」という本書の中で最も笑えるエピソードからスー(メス)を飼うことになり、やがてそこにモー(オス)が加わって猫との生活がどんどん面白くなってくる。同じ猫エッセイでも町田康さんの本と違い、猫との悲しい死別がないので楽しい気持ちのまま読了できた。モノクロのスーとモーの写真が、我が家のキジトラ(メス)と白サバトラ斑(オス)と良く似ているのも良かった。

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2015/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20歳で初めて猫を飼ってから、30年以上にわたる猫との付き合いを綴ったエッセイ。強力な「猫運」を持つ北尾さんのもとには次々と猫がやってくる。特に美猫かあちゃん一家との出会い以降が面白い。猫好きには楽しい1冊。解説は角田光代さん。

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2015/05/28

【明日には明日の風が吹く】猫はいつだって、「人生なんとかなるよ」と語りかけてくれた。三〇年以上よりそってきた猫たちとの生活を綴る、感動のエッセイ。

Posted byブクログ

2015/05/25

解説で角田光代さんも書いているが、人の生活をステップアップさせるのは猫なんだね。 僕のところにも営業する猫が来ないかな。猫アレルギーだから飼えないけどね。

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