詩に就いて の商品レビュー
珍しく心に引っかかる詩がなかった。読んでいるときの状態によって感じ方が変わってくるから詩集は面白い。
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2015年刊。 詩人の谷川俊太郎さんが自ら「詩とは何か」「詩人とは何か」について自らの詩によって問いかけ、考え、答えているという、とても直球的な詩集だと思います。 谷川さんは「詩を書き始めた、十代の終わりから、私は詩という言語活動を十全に信じていなかった。そのせいで詩を対象にして詩を書くことも少なくなかった」とおっしゃっています。 「隙間」 「あなたへ」 「笑顔」 「家と私」 などがよいと思いました。
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