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紋切型社会 の商品レビュー

3.7

67件のお客様レビュー

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    13

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  3. 3つ

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2015/07/12

ダラダラと長いです。3倍に薄めて飲むカルピスを10倍に薄めたような希薄な内容の本です。著者は以前編集者だったようで、作家ではなく編集者が書いた本という感じがします。難しい言葉をたくさん知ってるし、文法も完璧だと思うんですけど、圧倒的に文章がヘタ。(センスがない)思想もない。結果的...

ダラダラと長いです。3倍に薄めて飲むカルピスを10倍に薄めたような希薄な内容の本です。著者は以前編集者だったようで、作家ではなく編集者が書いた本という感じがします。難しい言葉をたくさん知ってるし、文法も完璧だと思うんですけど、圧倒的に文章がヘタ。(センスがない)思想もない。結果的に言いたいことが伝わらない。タイトルは良いですね、つられて買っちゃいました。

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2015/07/12

「乙武君」「全米が泣いた」「なるほど。わかりやすいです。」「会うといい人だよ」「誤解を恐れずに言えば」など、目の付けどころ、章題が面白そうだったので購入。 自分を若手で少数派という立場に置いて、無意識に権力を行使してくる多数派(わかりやすくいうと「老害」や「マスゴミ」と呼ばれる...

「乙武君」「全米が泣いた」「なるほど。わかりやすいです。」「会うといい人だよ」「誤解を恐れずに言えば」など、目の付けどころ、章題が面白そうだったので購入。 自分を若手で少数派という立場に置いて、無意識に権力を行使してくる多数派(わかりやすくいうと「老害」や「マスゴミ」と呼ばれるあたり、その他まわりを囲んでいる常識派とかそういう空気)を切り捨てていくという文章。私もそういうのを読んでスカッとしたかったんだな、と思われてきてやや醒めてくる。章題で示す語句に辿り着くまでの例として出してくるエピソードがちょっとクドい。クドいと、書き手のユーモアを示すための文章なのに笑えなくなって、ただただ書き手と読み手である私の性格の悪さばかりが思われてくる(性格の悪さは、書き手には必要だと思っているけれど)ので勝手につらくなる。 11章「会うといい人だよ」において、既存媒体vsインターネット世論の構図について、 「ネットはいつまで既存を既存としておくのだろうか。まさか、新鋭っぷりが衰える、ないしは一通り馴染んでこれ以上の成長ができないという疑いが生じても、既存を既存のままにおいておけば、新鋭のままいられるという算段を持ってしまっているのだろうか。」という一文が出てくるのだが、これはそのままインターネット世代の書き手代表とされているであろう著者にブーメランとして刺さってくる言葉だと思われるので、色々凄いなと思った。

Posted byブクログ

2015/07/10

<目次> 1、乙武君…20、誰がハッピーになるのですか? <内容> 久しぶりに評論を読んだ。タイトル以上に硬派な本だ。「ことば」にこだわり、現在の日本が、マスコミもネットもまるで「ことば狩り」のように、マスとは違うことば遣いをしたときに批判する、社会になったことを指摘している。...

<目次> 1、乙武君…20、誰がハッピーになるのですか? <内容> 久しぶりに評論を読んだ。タイトル以上に硬派な本だ。「ことば」にこだわり、現在の日本が、マスコミもネットもまるで「ことば狩り」のように、マスとは違うことば遣いをしたときに批判する、社会になったことを指摘している。首相からして、マスコミをコントロールし、「紋切り型」の言葉ばかりを使って国民を抑えようとしている。厭な社会になったものだが(この言葉自体が「紋切り」かな?)、われわれは結局、そうした趨勢に流されずに。一人ひとりが自分の言葉遣いで発言し続けるしかないのだと感じた。

Posted byブクログ

2015/07/05

すごく斬新で面白いネタもあれば、 正直、自分には難解なものも。 自分の考えをしっかり持った、 すごい人が現れたと思う。 あの頃の14歳に、変に納得。

Posted byブクログ

2015/05/21

自分で考えて言葉を使っていると思いがちだけど、世の中のたくさんの規定された言葉たちに知らぬ間に踊らされているのかもしれないなぁ。

Posted byブクログ

2015/05/16

どう感想を書こうとしても、どうせ私の言葉なんてズタズタにされるのは目に見えてるが、、、再読しようと思わせる次世代の著書なのは間違いない。

Posted byブクログ

2015/05/03

小難しい言い回しで突き放すでもなく、安易におもねるのでもなく、言葉について、伝えるということについて、いい意味でクソ真面目に考える本。この本の「レビュー」ってったって、簡単には書けないなぁと思える本。

Posted byブクログ