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枕魚 の商品レビュー

4.2

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

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2024/11/13

おやすみ前に読むといいと思います どこから自分の夢が始まったのかわからなくなります もう頭ぼわぼわです

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2024/08/25

panpanya3冊目 日常からの異世界みたびです! 雨の日のカエル 地下のピザまん 魚が考えたニューフィッシュ そして究極の枕 この枕は欲しい!

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2023/05/09

むっちゃ良かった! 複雑に見えたり適当に描いてるように見えて、よく見たらすごくまとまってて丁寧な絵、表情の差異とか、なんかもうすごすぎる ほやーっと読めたりしっかり考えてみたり自由に読めて心地いい感じする

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2022/04/09

これはいい!めちゃくちゃいい。 日常に根差しながらもほんの少し奇妙で幻惑的で、panpanya先生ならではのアイロニカルな空気を堪能出来る作品集。 22篇収録。 まず目を惹いたのは〈地下行脚〉。発表2009年と収録されている他の作品と比べ際立って古い方の作品。 いつものお...

これはいい!めちゃくちゃいい。 日常に根差しながらもほんの少し奇妙で幻惑的で、panpanya先生ならではのアイロニカルな空気を堪能出来る作品集。 22篇収録。 まず目を惹いたのは〈地下行脚〉。発表2009年と収録されている他の作品と比べ際立って古い方の作品。 いつものおかっぱの女の子が表情に陰があるというか伏し目がちで、どことなく雰囲気も儚さをまとっており、違和感とはまた違うのだがとにかく別人格のような感じが不思議さに拍車をかける。 そもそも件の女の子(というかレギュラー登場キャラ全般に言える事だが)は元々パラレルな存在なので厳密には作品単位で別人であるのだが、それを抜きにしても〈地下行脚〉の彼女には特に’個’を感じた発見が面白かった。 この辺は星新一先生で云う’エヌ氏’システムにも通ずる部分だな、と独り納得。 今更かい!というツッコミが入りそうですが。 panpanya先生の単行本を読むのはこれで6冊目だが、作品の発表時期に注目したらまた何か気付きがあるのかもしれない。読み返してみよう。 個人的に本書収録作はどれもこれも大当たりばかりだったのだが〈備品〉のちょいホラーも良いし、〈MY LOST SOCK〉の、あのボロボロになった靴下の画の醸す妙な引力は堪らないし、たまたま時宜が重なったからかもだがウクライナ問題に対する日本人のスタンスとも相通ずる面があるように思えた。〈始末〉の着眼もスゲーよくわかる。p169のセリフの無い4コマ目、このたったひとコマだけから色々な感情を読み取る事が出来る。 星5じゃ足りない! 4刷 2022.4.8

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2021/09/05

panpanyaの漫画の中でこれが一番背表紙を取ったデザインがオシャレだと思ってる pillow fishってなんだろうなーって思ってたけど、昔は魚を枕にしてたんか...枕なしでもいけるタイプの私にはあれだが、どんな触り心地なんだろう

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2021/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■枕魚 (2015年5月)3冊目 NEWTOWN 範疇 east side line 備品 記憶だけが町① 雨の日 MY LOST SOCK 地下行脚 二〇一四年八月一八日の夢 立ち方 素人と海 ニューフィッシュ プレゼント ゴミの呼び方 星を見る 始末 親切ラーメン 運命 恩の行方 街路樹のあとさき 記憶だけが町② 枕魚 「地下行脚」「ニューフィッシュ」いいな。 そして! カバーをはがすと、なんとお風呂のタイルのような表紙! ツルツルで溝に水垢が溜まっていて。

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2020/11/22

『グヤバノ・ホリデー』が良かったので、これも急いで買ってきた。 もう、魂持ってかれた。グヤバノより、良かった。 ちょっとつげ義春の名作(「ねじ式」「李さん一家」あたりの)に似ているところもある。不穏な雰囲気、真剣なのに間が抜けた感じ、でもあそこまでじっとりと陰湿な感じはしない。 ...

『グヤバノ・ホリデー』が良かったので、これも急いで買ってきた。 もう、魂持ってかれた。グヤバノより、良かった。 ちょっとつげ義春の名作(「ねじ式」「李さん一家」あたりの)に似ているところもある。不穏な雰囲気、真剣なのに間が抜けた感じ、でもあそこまでじっとりと陰湿な感じはしない。 日常と地続きの異世界に読み手も引っ張りこまれた。エドガル・ケレットの短編小説も思い出した。あれにもグァバ、出てきたなあ。内田百閒の短編にも似てる。「件」とか「山東京伝」とか、あのあたり。 絵も内容も素晴らしく、上質な幻想短編を読んだのと同じような満足感。 ほんとに凄い漫画家を見つけてしまった。(みんな知ってるのかもしれないが) これ、翻訳して海外に紹介してもいいと思うが。 小川洋子の短編が海外でも評価されてるんだから、これもいけると思うけどな。『原稿零枚日記』にも似てるな。 つまり、私の好きな短編の要素が詰まってるんだと思う。

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2016/08/13

不思議な世界。 あたしの近所も散歩してるとどこかに迷い込んじゃいそうで、思わず散歩したくなるような一冊。

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2016/03/11

"早速ですが、是非ご依頼したいことがあるのです。 新宿の地下に、変わったピザまんを売っているお店があるという噂を耳にしました。 ぜひ食してみたいのです! 入手して頂けたら謝礼ははずみます。"[p.64_地下行脚] な、何が何だか……と思いながら読み終えた。 ...

"早速ですが、是非ご依頼したいことがあるのです。 新宿の地下に、変わったピザまんを売っているお店があるという噂を耳にしました。 ぜひ食してみたいのです! 入手して頂けたら謝礼ははずみます。"[p.64_地下行脚] な、何が何だか……と思いながら読み終えた。 歩く方向に依ってとてもナチュラルに時代逆行したり、海豚や魚が二足歩行していたり……。背景と人物の線が違ってること、ぬうっとした顔の動物、シンプルな女の子と背景の薄ら怖さが印象に残った。 カバーめくってびっくりした。

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2016/02/24

ははぁ、なるほど。どこかで見たけどどこにもない景色が広がって…いや、漂っていました。 不思議なことを想像して創造するって、理性が働く大人になるとできなくなって残念。こんな発想の中を漂っていられる時間があれば、もっと一人遊びが楽しくなるかもね(笑)。 http://tnzwtm...

ははぁ、なるほど。どこかで見たけどどこにもない景色が広がって…いや、漂っていました。 不思議なことを想像して創造するって、理性が働く大人になるとできなくなって残念。こんな発想の中を漂っていられる時間があれば、もっと一人遊びが楽しくなるかもね(笑)。 http://tnzwtmfm.net/we-are-all-spacy-sp/ ここの視聴を聞きながら読むと、さらにいい感じに世の中の常識から離れられて素敵かもヨ。

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