文化人類学 改訂新版 の商品レビュー

内堀基光,奥野克巳

2022/06/01

ヒトは社会的動物である故に、教科書をここに取り上げるという行為も出来るのだ。
--------
何を隠そう、ワタクシ放送大学の全科履修生でございます。

学割も効きます。今日、大分県の美術館にふらっと立ち寄ったら(トイレ行きたくて)、地元で取り逃した「アートたけし展」をやっていたので、成り行きで拝観しました。お金を払っちゃってから、しまったオレ学生だった、1000円払っちゃったけど700円でよかったのだ、こんちくしょう300円損した、などと思ってしまうほどに、学割は忘れてたり照れくさかったりして使えませんが、AmazonはStudentPrimeに入ったりしています。ビバ学生、であります。

さて、そんな具合に、放送大学を優秀な成績で卒業する予定だったのですが、この「文化人類学」に限り、試験に落ちました。他の科目はことごとく優秀な成績で試験をパスしたのに、この科目だけ落とした。オレ得意そうなのに、文化人類学。

前期に落とした単位の再試験が、来週火曜日なのです。というわけで、出張のお供にこの本を連れてきています。放送大の教材はアマゾンにも売っているので、こうしてレビューが出来るというわけ。みなさんも買えますよ。

あらためてきちんと読むと(教科書って、読む、以外の動詞で臨むほうがいいのかな？)、身体性と他者との関係という、もうそれだけで人生お腹いっぱいな話なのです。

全然ブックレビューの体をなさずに恐縮だけど、放送大学のテキストはヘタな本よりずっと面白いものが多い。古本もそれなりに流通しているようだし、読書として読んでもいいと思うな〜。読書の興味深さと試験の結果が一致しないところも、それはそれで面白い。もう一回読みまーす(本当は放送番組とあわせて使うのが授業のスタイルです)。