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明日の田園都市 の商品レビュー

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2023/05/17

ショッピング・モールが日常的になってきたのでだいぶモール熱もおさまってきましたが、まあ、これは読んでおかねばということで。 最初の『明日』が出版されたのが1898年、底本が1965年版、この日本語訳が1968年の出版ということで、非常に読みにくい訳でした。(山形浩生による新訳版...

ショッピング・モールが日常的になってきたのでだいぶモール熱もおさまってきましたが、まあ、これは読んでおかねばということで。 最初の『明日』が出版されたのが1898年、底本が1965年版、この日本語訳が1968年の出版ということで、非常に読みにくい訳でした。(山形浩生による新訳版が2016年に出ていますが図書館にはなかった。) 都市計画というよりは社会主義的な経済の話が多く、当時のイギリスの状況や地方税がよくわからないのでほとんど理解できないままなんとか読了。 ほかの書籍の引用で読んでいたときはハワードの田園都市構想は夢物語みたいな都市計画だと思っていたんですが、レッチワースやウェルウィンなど実験都市もつくられ、イギリスのみならず各国の都市計画に影響を与えてるのだと今さらながら知りました。 農村と都市が融合し、職場と住居が近接し、学校、図書館、商業施設が歩いていける範囲にある。これがどこらへんまでちゃんと実現しているのか知りたいところです。 田園都市が同心円で構成されているところもSF的で惹かれていたんですが、レッチワースなど実際の都市は必ずしも同心円なわけじゃないんですね。概念的なものだろうから当たり前なんですけど、勝手にガンダムのコロニーみたいな都市をイメージしてました。 以下、引用。 156 これは〈水晶宮〉に見いだされる。これは記憶されているとおり、〈中央公園〉を取り囲む広いアーケードであり、そのなかには〈田園都市〉で最も魅力のある商品が展示され、これは大きなショッピング・センターでもあり、冬期庭園ともなるが、町の人たちの愛好する遊楽地の一つである。

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2014/03/18

有名なダイアグラム、その都市パターンの説明だけでなく、田園都市の建設方法や政治、財政などの運営方法まで幅広く書かれている。 本文までが長い。 直訳的な文章は読みにくかった。「「明日の田園都市」への誘い―ハワードの構想に発したその歴史と未来」は読みやすいらしい。 P79 田園都市...

有名なダイアグラム、その都市パターンの説明だけでなく、田園都市の建設方法や政治、財政などの運営方法まで幅広く書かれている。 本文までが長い。 直訳的な文章は読みにくかった。「「明日の田園都市」への誘い―ハワードの構想に発したその歴史と未来」は読みやすいらしい。 P79 田園都市=第三の選択  都市と農村のいいとこ取り

Posted byブクログ

2012/02/19

少し読みづらかったけれどおもしろかった。農業について考えるときにはこういった都市計画の視点はひじょーに重要だと思う。農業の後継者の問題であれ、つくった農産物をどこにどうやって販売するかであれ都市計画は深く関係してくる。

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2009/10/04

はっきりいって、めちゃ難しい。理解不能。これは、専門書だね。これに影響されて作られた都市はたくさんあるものの、この本を理解できないのに田園都市構想を建て都市作りを失敗した例もあまたあるらしい。甲乙つけがたいがすごい本なのは確か。

Posted byブクログ

2009/10/04

★訳あって読み直し中(売らなくて良かった〜/笑)。  何年前に読んだんだっけ。10年くらい前?  当時は何がなんだかサッパリだったんだけど……十年一日。

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