ビートルズを聴こう の商品レビュー
ビートルズの公式録音全213曲について、作曲時やレコーディング時のエピソードを中心に、著者2人の対談方式で書かれている。 いずれも詳しく面白いエピソードばかりである。それこそビートルズについて書かれた本は国内外無数にあるので、より詳しい本があるのかもしれないが、個人的にはこの1...
ビートルズの公式録音全213曲について、作曲時やレコーディング時のエピソードを中心に、著者2人の対談方式で書かれている。 いずれも詳しく面白いエピソードばかりである。それこそビートルズについて書かれた本は国内外無数にあるので、より詳しい本があるのかもしれないが、個人的にはこの1冊で十分だと思う。 本書を読むと、ビートルズがその後の音楽シーンに与えた影響は計り知れないということを改めて理解できる。 それから、うまい翻訳の参考にもなる。
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「213曲全曲ガイド」的な書籍が2冊並んでいたので、思わず両方とも購入(本書と「ビートルズ213曲全ガイド (CDジャーナルムック)」)。 ビートルズは大好きなので、この手の本はかなり読んできているし、「どうせ似たり寄ったりな内容なんだろうな」と思いながらも買ってしまうのは、...
「213曲全曲ガイド」的な書籍が2冊並んでいたので、思わず両方とも購入(本書と「ビートルズ213曲全ガイド (CDジャーナルムック)」)。 ビートルズは大好きなので、この手の本はかなり読んできているし、「どうせ似たり寄ったりな内容なんだろうな」と思いながらも買ってしまうのは、やはり悪癖なのかも知れない。 オビを読むと「ビートルズの真実」楽曲篇」とあるが、その「ビートルズの真実」は未読。 里中哲彦氏と遠山修司氏の対談といった形式になっており、両者が楽曲に対してそれぞれに感想やうんちくを語っている。 対談という形式が功を奏したのが、あまり独りよがりな印象は受けず、またマニアックな細かい新事実(というか僕が知らなかったこと)が結構出てくる。 時々脱線することもあるが、それはそれで愛嬌があって好感が持てる。 また里中氏は語学に堪能なようで、ビートルズの歌詞に関するうんちくも結構面白かった(リバプールなまりとかね、でもこれは秋山直樹氏の著作でも触れられていたから僕にとっては新事実ではないけど)。 同時に購入した「ビートルズ213曲全ガイド (CDジャーナルムック)」が僕にとってあまりに酷いと思わせる内容だったので、余計に本書の好感度が上がってしまった。
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アルバム「Please Plaease Me」から「Past Masters」までの全曲をそれぞれ二人の著者が解説。自分もそれなりに各曲にまつわるエピソードは知っているつもりだったが、結構知らないエピソードが載っていて面白かった。これのAnthology版も出してくれないかしら。
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