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大地震と株式投資 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2021/05/05

株式投資と大地震を絡めて書いた本は例がないでしょうから、非常に魅力的かと思いました。 要するに企業によってはそういった地政学的リスクを抱えているので、投資をやるなら海外含めて分散してやりましょうという風に受け取りました。そして、大災害のリスクが自分の住んでいる地域の近くで起こりう...

株式投資と大地震を絡めて書いた本は例がないでしょうから、非常に魅力的かと思いました。 要するに企業によってはそういった地政学的リスクを抱えているので、投資をやるなら海外含めて分散してやりましょうという風に受け取りました。そして、大災害のリスクが自分の住んでいる地域の近くで起こりうるかは、想像しておいた方がよいかと思いました。 ただ、地震専門家ではないと本にも書いてありますので、ちょっと偏ったウェブ記事の意見のみを抽出してしまっているのではないかなという印象は残りました。

Posted byブクログ

2020/02/09

大地震と株式投資 この本は、"大地震や大災害がきた時の株式がどのように動き、その時までにどう準備しておくか"を考察しています。 次の大災害"イベントX"では皆さんは円高になると思いますか?円安になると思いますか?日本や外国の...

大地震と株式投資 この本は、"大地震や大災害がきた時の株式がどのように動き、その時までにどう準備しておくか"を考察しています。 次の大災害"イベントX"では皆さんは円高になると思いますか?円安になると思いますか?日本や外国の証券所が被災し取引不可能になったらどうなると思いますか?企業のインフラが一極集中していたり、そこでしか作れない製品がある工場が被災したらどうなるとおもいますか?そんな疑問を著者なりに答えてくれています。 本書の内容は二部構成8章で成り立っています。 第1部では、資産ポートフォリオの見直し。 ・ここでは、阪神淡路大震災、東日本大震災を例にあげ投資について考えていきます。金融資産3割は海外資産あたりがメドと教えてくれます。 第2部うごめく地殻と企業が直面するリスク ・この中で日本列島の地殻と上場企業の本社と工場の位置関係からどのようなリスクが潜んでいるか論じています。 著者の菊地誠一氏は、日本経済新聞社で経済・産業記者、格付けアナリストを経て1995年から大学の教授等で教鞭をとりながら資産運用、株式投資等の研究と実践を続けています。著書に「配当パワー投資入門」等多数あります。 この本は、投資をしている人には是非とも読んでもらいたい。恐らく「日本の技術最高!日本は素晴らしい国だ!」と思っている人には冷や水を浴びせます。しかし日本株に投資するなら災害リスクを理解していく必要があります。著者も全てを予想できているわけではありませんが、読者に考える材料を与えてくれます。 "イベントX"は、いつかきます。そのため「国内にだけ投資するのは危険である」と教えてくれます。

Posted byブクログ

2016/12/25

阪神大震災、東日本大震災を例に今後起こりうる大地震や噴火の投資上のリスクを喚起する。投資する際に、立地等を考慮する視点は目から鱗であった。 筆者が神戸在住のせいか、繰り返し「東日本」が不安定期に入っていると述べているが、熊本の例からも東日本だけでは無いだろう。とはいえ、海外資産...

阪神大震災、東日本大震災を例に今後起こりうる大地震や噴火の投資上のリスクを喚起する。投資する際に、立地等を考慮する視点は目から鱗であった。 筆者が神戸在住のせいか、繰り返し「東日本」が不安定期に入っていると述べているが、熊本の例からも東日本だけでは無いだろう。とはいえ、海外資産への分散投資の必要性は同意。 具体的な大企業の立地等のデータもあり、興味深い。この本の出版後に株価下落はあったのか気になる。

Posted byブクログ

2015/12/13

大地震等が起こったときに、投資市場においてどのように行動すべきかが書かれている本。南海トラフの影響への意識と、常日頃から震災が起きたときにどのように行動すべきかイメージしておくのが大事なのかなと。

Posted byブクログ