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カルティエと王家の宝石 の商品レビュー

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2017/05/09

「カルティエがイギリス国王エドワード七世から「王の宝石商、宝石商の王」と称されたのは1904年で、メゾン創立から約半世紀後だった。」(6ページ) そんな憧れのカルティエは各国の王族からいつも熱いまなざしを注がれ、メゾン自体もその要望に応えるべく、美しいジュエリーを作り出してきた...

「カルティエがイギリス国王エドワード七世から「王の宝石商、宝石商の王」と称されたのは1904年で、メゾン創立から約半世紀後だった。」(6ページ) そんな憧れのカルティエは各国の王族からいつも熱いまなざしを注がれ、メゾン自体もその要望に応えるべく、美しいジュエリーを作り出してきた。 そんなカルティエと王家の物語が写真とともに語られる。 ここで登場するのはイギリス、フランス、ロシア、インド、スペイン、ベルギー、ルーマニアの7カ国。 どの国にも悲劇あり、喜びあり。 決して忘れられない国家の歴史には、それを彩る宝石たちの存在があった。 各国の物語では、非常に興味深い歴史が綴られている。 しかし、特にヨーロッパ各国では同じ名前ばかりで混乱する。 著者は相性などを使い、混同しないよう配慮しているが、できることなら家系図を付けて欲しかった。 その方がより国どうしのつながりも見えるし、読者にも親切だと思う。 また、写真だけでもジュエリーの美しさは十分わかるのだが、白黒のものも多く、欲を言うならフルカラーで見たかった。 もちろん元々カラーでないものに関しては仕方がないし、カッティングや台座を見るのに不便であるわけではないが、せっかくジュエリーの本なのだから宝石そのものの美しさをもっと堪能したかった。

Posted byブクログ

2015/07/12

貴石の歴史は貴人の歴史ー。 カルティエの歴史というか、20世紀欧州+αの歴史でした。 図説と写真も多いけど、挿入の仕方が雑じゃない?なんで、文章と無関係にまとめてつっこむの? カルティエと王室と宝石の歴史は面白い。

Posted byブクログ