教科書を超えた技術経営 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前半の2章は良かったけど、後半は内容が薄くかつ、タイトルとずれているように感じた。 面白かったこと ・競争力の差別化要因として、製品の製造技術ではなく、「生産技術」が挙げられていたこと。どう作るか?はリバースエンジニアリングしてもわからない。それが模倣されない強さになる。 ・自社で使い古した技術は、なにかと特許で守られている。この技術を使ってちょとずつ製品・顧客をずらしていくと強い。 ・ニッチ市場での事業成功のため大事なこと ①規格を厳しくする。JISやISOの規格に自社ですらきついくらいの設定をするようロビー活動。安値で攻めてくるチャレンジャーを廃することができる ②顧客の製品を作る。既存顧客なら、「ちょっと新しい製品」について理解をして購入してくれる。新規顧客は、その良さは理解できないが、自社製品にどのように取り込んでよいかわからず購入に至らない。だから。既存顧客なら顧客が作っているような部分まで踏み込んで製造し、市場を開拓していく。
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強い現場は常識ハズレ。枯れた技術で利益を生み続ける、「3つの敢えて」でグローバルニッチトップを取るー。
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