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冷たい手 の商品レビュー

3.3

19件のお客様レビュー

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2023/12/04

だいすきな作品『熱望』に続くサスペンスミステリーの傑作ですね。 20年前に起きた少女連続行方不明事件の被害者とわかったところからのストーリー展開にわくわく感が押さえられませんでした。 ラスト近く意外な予想していなかった犯人がわかった時の衝撃は、計り知れないものでした。警視庁に務め...

だいすきな作品『熱望』に続くサスペンスミステリーの傑作ですね。 20年前に起きた少女連続行方不明事件の被害者とわかったところからのストーリー展開にわくわく感が押さえられませんでした。 ラスト近く意外な予想していなかった犯人がわかった時の衝撃は、計り知れないものでした。警視庁に務める眞沢が恋人幸子の素性がわかった時の衝撃はすごかったです。もう一度読み返したくなる衝撃のストーリー展開の作品でした。

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2023/04/01

朱里の会社の本社の上司(不倫相手)や小学生の時に監禁された時のことなどおぞましすぎて、途中で読むのをやめた。日々忙しいのだから、本は心が温かくなる作品を読みたいと切に思った。

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2020/09/23

登場人物がすべて感じ悪い。 派遣先のアパレルブランド店長といい、本社のきもいおやじといい、優柔不断な朱里の父親といい、警察といい、すべて嫌な性格。 主人公の朱里でさえ、自分の人生を投げやりでイライラする。 スパイのようなパートのおせっかいおばさんは、最初から胡散臭いと思ってたけど...

登場人物がすべて感じ悪い。 派遣先のアパレルブランド店長といい、本社のきもいおやじといい、優柔不断な朱里の父親といい、警察といい、すべて嫌な性格。 主人公の朱里でさえ、自分の人生を投げやりでイライラする。 スパイのようなパートのおせっかいおばさんは、最初から胡散臭いと思ってたけどまさかあそこまでとは・・・ イヤミスではなく、イラミス。イライラミステリー

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2020/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読み作家さん。 重い内容だけどおもしろかったです。 朱里と典子には過去に何があったのか…、見えないはずの手がつかむっていうところから何かしてしまったんだろうと思ったけど、完全に被害者。 話を読み進めると仕方なかったことだけどパンを分けてあげられなかったというどうにもできなかったつらい過去。 だんだんと明るみになってくる事件の真相と、意外な犯人。 ドラマになったらおもしろそう。

Posted byブクログ

2020/03/13

作品としてのおもしろさは十二分です。ただ、個人的には主人公に対する刑事(特に原田)の態度や物言いは、読んでいて不愉快なりますし、また主人公と典子の幼少期の監禁シーン、ラストの浅賀による監禁の場面など、想像するだけでいやになる残忍なシーンが多く、もやもやとしたものがアタマに残る読後...

作品としてのおもしろさは十二分です。ただ、個人的には主人公に対する刑事(特に原田)の態度や物言いは、読んでいて不愉快なりますし、また主人公と典子の幼少期の監禁シーン、ラストの浅賀による監禁の場面など、想像するだけでいやになる残忍なシーンが多く、もやもやとしたものがアタマに残る読後感でした。 事件の真相としては犯人かもと思った人物が犯人ではなく、この人だったかと思わせる展開で、ちょっとほっとした面もあります。 これはミステリー? というよりサスペンスなんですかね? そういったジャンルが好きであっても残虐非道なシーンは読みたくないという方は読まないほうがよいかもしれません。そういったシーンに抵抗がない、という方であれば大変楽しめる作品だと思います。

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2020/03/09

3月-3。3.0点。 アパレル店員の主人公。友人の保育士がある社長と婚約するが、殺害される。主人公と保育士には、ある過去の共通点が。 暗い感じが続くが、一気読みした。まあまあの面白さ。 真犯人の思い込み、執念が怖かった。

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2020/02/22

消したい過去と事件の関連とは。 事件が起きて一番始めの聴取で話さなかったのは良くなかったかもしれないが、二人で忘れようとしていた過去の話を態々しないよな。 どうしても手柄が欲しかったのか、彼女に対しての執着心が大き過ぎたが故に最後まで犯人に振り回されてしまったのではないだろうか。

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2020/02/19

出足は緩やか、たくさんの伏線、物語の骨格が分かりだすのは中盤過ぎ。そこから歯車が回り始め、ページをめくる手が加速される。 悲惨な事件の被害者が20年後に再び事件に巻き込まれる理不尽な話。刑事にも人間性が欲しいと感じた。

Posted byブクログ

2022/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日々アンニュイに生きている朱里とまじめに日々を積み重ねる典子が共に隠し持つ過去を匂わせ、見えない影が徐々に侵食する気配を感じながらストーリーは進む。過去の事件に絡む人々や諸々が明るみになるにつれて、胸の痛みも読み応えもぐんぐん増していった。犯人は強引に持ってきた感じが否めないけれど眞沢の涙の説得とか陳腐な最後になるよりはよかったか。 犯罪被害者と加害者、双方の血脈隅々にまで至る人生を狂わす影響は計り知れない。それこそが罪の重さだと深く深く胸に刻まれる一冊。

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2018/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰が犯人なのかが気になって、ぐいぐい読めた。いつもからんでくるおばさんは確かに怪しく感じたけど、関係性は結構突飛だったというか… でもこういう事件に巻き込まれた場合、加害者家族もだけど、被害者家族も本当に大変なんだと思う。

Posted byブクログ