【祈り祀る】この国の形 の商品レビュー
人が人であり続けるためには何かを信奉しなければならないときもある。だが、それはその人、その人による心の違いでありすべてを一元化して考えるべきものではない。 大体、この手の本を読んでいると必ず最後には自分たちの世界が正しいものだというようなニュアンスが出てきてしまう。彼らにそ...
人が人であり続けるためには何かを信奉しなければならないときもある。だが、それはその人、その人による心の違いでありすべてを一元化して考えるべきものではない。 大体、この手の本を読んでいると必ず最後には自分たちの世界が正しいものだというようなニュアンスが出てきてしまう。彼らにそのような気はないのだろうがその気を感じさせることにより既にその世界は崩壊しているのではないか。 人は誰一人自ら考えるということに抵抗を感じてないだからこそ自由な発想をすることもできるし依存することもできる。とすれば何がこの世界で一番重要なのかそれが今もって明らかにされていない。 スピリチャル世界の欠点がそれではないか。人は神ではない。しかしどこかに神の世界の視点も持っている。それが覚醒されているかいないかだけの違いでありその違いが大きな違いとなって表れているのだろう。
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