ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか の商品レビュー
なんか良い。 分かりやすい。 サクッと読める。 それでいて、どっかで聞いたことあるな、 みたいな感じにならない。 メモが多かった。 自分が認識していない考え方があった。 以下、備忘録 リーダーシップの本質は自己犠牲の精神 ピクサーには、失敗を許容する環境が整っている。 「ト...
なんか良い。 分かりやすい。 サクッと読める。 それでいて、どっかで聞いたことあるな、 みたいな感じにならない。 メモが多かった。 自分が認識していない考え方があった。 以下、備忘録 リーダーシップの本質は自己犠牲の精神 ピクサーには、失敗を許容する環境が整っている。 「トイ・ストーリー」は数々の失敗の結果、生まれた作品。徹底した反省会を繰り返した。 グローバルビジネスで人を動かす鉄則は「相手のメリットに訴える」の一点に尽きる。 弱みを曝け出す出すことは、究極のリーダーシップ 部下の強みを活かすこと(ピーター・ドラッカー) あと半分入る。 ヴィニート・ナイアー(HCLテクノロジーズ)は、「一番上が一般職」、「一番下が経営層」という組織改革をして、シャインのマインドを経営マインドに変えることで、2005年以降、売上と利益は4倍になった。
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<どんな本?一言で紹介> 「ハーバード大学経営大学院(ハーバードビジネススクール)」で行われている、リーダーシップを学べる本。 <どんな人におすすめ?> 「自分はリーダーになるようなタイプではないと」考えている人。 リーダーになりたい、仕事で活躍したい人。 長い人生の中での「生きる指針」がほしい人。 <読んだら、どんなことが分かるの?> 「ハーバードビジネススクール」で教えている、リーダーの思考様式や行動様式。 また、リーダーを目指していない人も「どう生きるか」についての考え方を知れる。 ・お金のために働かない ・本物のリーダーは、自分の周りにいる人を大切にする ・一流のリーダーは躊躇することなく助けを求めることができる ・議論を戦わせることはあっても、相手を一方的に否定することはない ・優れたリーダーは、アンラーニング(学んだことを捨てる)の達人 ・ハーバードの授業で強調されるのは、世界規模で考える思考法 ・優れたリーダーは、リスクを読みながら行動する ・失敗を恐れずに挑戦して、克服する <日々の生活、仕事などに活かせるポイント> 1.成功するリーダーは、成功する前から少額でも寄付を続ける 欧米で社会的に恵まれた地位にある人は、「社会貢献する義務」があるという精神(ノブレス・オブリージュ)が浸透している。寄付をすれば一流の人に近づける。 2.リーダーは自分から部下に対してアドバイスを求め、ネガティブな意見も聞き入れる 人の意見を謙虚に聞いて、学び続ける。また、弱みをさらけ出すことは究極のリーダーシップで、一流のリーダーは躊躇することなく助けを求めることができる。 3.「どこかおかしい」と感じたとき、「経済」「法律」「倫理」の3つの視点で分析する「LCA分析」をする 例えば、自分の判断は「会社の利益になるか」(経済)、「法律を順守しているか」(法律)、「人の道を外れていないか」(倫理)と考えていく。重要な決断をする前に全体像をつかみ、問題を複眼的に見るのに役立ってくれる。 また、リーダーは「利益よりも消費者の安全を優先させよ」というのが、ハーバードの教え。その模範例として挙げられるのが、全品回収で信頼を回復させたジョンソン&ジョンソンの頭痛薬「タイレノ―ル」のリコール。全品回収によって、同社の信頼を回復させることができ、タイレノールが世界に浸透するという長期的な利益につながった。 <感想> 全部で120項目にまとまっている。マイクロアントレプレナーになってガッツリビジネスをやりたい人に向けた項目もあれば、私のような普通の働く人でも、今日からできる項目もある。 個人的に一番きになったのは、「同じことを言い続ける能力」。 これは、リスペクトしていい人かどうかを見極める一つの基準だ(体験談)。 こういう「上流」しか知らなかったノウハウを、一般市民でも知れる現代ってすごい。
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ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか 2015/4/17 著:佐藤智恵 リーダーを目指す人に向けて、世界最高の教育を施しているのがハーバード大学経営大学院。ハーバードでも一切、仕事術は教えない。徹底的に叩き込むのが、リーダーとしての思考様式と行動様式である。 特に「なぜ、リー...
ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか 2015/4/17 著:佐藤智恵 リーダーを目指す人に向けて、世界最高の教育を施しているのがハーバード大学経営大学院。ハーバードでも一切、仕事術は教えない。徹底的に叩き込むのが、リーダーとしての思考様式と行動様式である。 特に「なぜ、リーダーはそういう行動をとらなくてはならないか」、その理由の部分を強調して教えている。「なぜ」に納得すれば自分から行動できるようになるからである。 本書の構成は以下の7章から成る。 ①お金 ②人間関係 ③コミュニケーション ④思考 ⑤失敗 ⑥習慣 ⑦人生 仕事術が書かれている本は悪いわけではない。 今目の前に困っていることがあり、その本からスキルを得て活用することによって救われることはある。 そしてその積み重ねから成長していくというのもひとつのパターンである。 しかし、本質を理解すればさらなる応用がきく。 だからといって、ビジネス書の古典をいきなり読んでも得られることは人によるが少ない。 やはりその時の環境や自分の能力や意欲に合わせた読み方学び方が何よりも大切である。 本書は初級においても読んでも学べることも多く、かつ少しこなればビジネスマンが読んでも頷きながら読める良書であると思う。
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「当たり前だけど実行するのは難しい」ことばかりに感じた。それを愚直にやれるかどうかなんだと思う。 ただその中で、 P254.クレイジーな人になる は、ひと際輝きを感じた。
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項目別に、2ページずつで解説がかいてある。どこから読んでもそれなりに読める。なるほどと思ったり、よく聞くなあというシンプルな話だったり。
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題名の回答は前書きにちょっと書いている程度。 ハーバードは超一流のリーダーを育成する場所であることから、仕事術という時に陳腐化するスキルではなく、普遍的で陳腐化しない思考、行動、習慣などを学ぶ場だからだという事と理解した。
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