定吉七番の復活 の商品レビュー
第92回ビブリオバトルinいこま「三冊屋」で紹介された本です。 2022.6.26 ①『星を継ぐもの』J・P・ホーガン ②『定吉七番の復活』東郷隆 ③『5000年前の男』コンラート・シュピンクラー
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これは...まず「本の実在」を信じてもらうのが難しい(^ ^; 主人公が「殺人許可証を持つ船場の丁稚」で、 大阪商工会議所の非合法エージェントとして、 関西人を絶滅させようとする謎の秘密結社「NATTO」や、 その下部組織の殺人集団「KIOSK」と闘う... という荒唐無稽なシ...
これは...まず「本の実在」を信じてもらうのが難しい(^ ^; 主人公が「殺人許可証を持つ船場の丁稚」で、 大阪商工会議所の非合法エージェントとして、 関西人を絶滅させようとする謎の秘密結社「NATTO」や、 その下部組織の殺人集団「KIOSK」と闘う... という荒唐無稽なシリーズで(^ ^; あ、もちろん「007」のパロディで(^ ^; しかも作者が、直木賞候補になったり 吉川英治文学新人賞を受賞したりしている 「カタギの作家」でもあるし...(^ ^; インターネットなんてものがなかった時代には、 「こういう面白い本がある」と友達に言っても 誰も信じてくれなかったという(^ ^; 実はこの「定吉七番」はシリーズもので、 1980年代に五冊の本が出ていた。 で、何とこの度、四半世紀振りに最新作が!! ...と言うのが、この一冊(^ ^; まぁ、何から何まで型破りと言うか(^ ^; でも、実際に読んでみて、25年の時を超えて 「本当に」復活した定吉七番に出会えて、 私ゃ嬉しゅうございましたことよ(^ ^ 詳しくは振れないが、事情により舞台は現代。 シリーズの前作までとは違い、ネットも携帯も有れば、 敵との関係も大きく変化していたりする。 その中で、独り80年代を引きずったまま カルチャーショックを受けながら暮らす定吉。 旧作を知っている人にはたまらない、 あの当時のキャラも何人も出てくる(^o^ え〜、とにかく頭を空っぽにして、 あははそんなまさかあほなとか言いながら ヘラヘラ読むのが正しい一冊(^ ^ なお、旧作を読んでおくと一層楽しめるのは 言うまでもありません...が、 角川版も講談社版も絶版になっていて... と思ったら、Kindle版が手に入るのか(^ ^; よぅこんなマイナーな本を電子化したな...(^ ^; とにかく、最高のエンタテインメントです!!(^o^ ...すっげ下らないけど(^ ^;
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コードネーム“定吉七番(セブン)”――大阪商工会議所秘密会所(OSK)に所属し、唯一「殺しの許可証(ライセンス)」を持つ丁稚。遡ること四半世紀、スイスアルプスのクレバスに消えたはずの定吉が、関西経済圏破壊を目論む悪の結社“NATTO(ナットー)”封殺のために、今蘇る。本家007も...
コードネーム“定吉七番(セブン)”――大阪商工会議所秘密会所(OSK)に所属し、唯一「殺しの許可証(ライセンス)」を持つ丁稚。遡ること四半世紀、スイスアルプスのクレバスに消えたはずの定吉が、関西経済圏破壊を目論む悪の結社“NATTO(ナットー)”封殺のために、今蘇る。本家007も恐れをなす(はず?)、爆笑和製スパイアクション!
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