コンテンツの秘密 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
川上量生さんがジブリに常駐して「コンテンツとは何か」を考え、その答えについて抽象度を高めてまとめた本。個人的には、ここ数年読んだ実用書の中で一番面白かった。何をコンテンツと呼ぶのか、という定義から、コンテンツが収束する先を見据えたり、コンテンツクリエイターが何を目指していて、何に苦しんでいるのか、が非常によく分かった。コンテンツを見る目が大きく変わった1冊になりました。なんでこの本が大きな評判になってないのか、がよく分からないというのが正直な気持ち。川上さんの他の本も読んでみたいな、と強く感じた。個人的にこの方の書いた文章に非常に共感できるので。
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コンテンツというものが具体的にどういうものなのかがわかった。 何かを作るというのは何かを真似ることであり、違う表現をすることで、クリエイターは自分の中のイメージを形にする能力が優れている。 何かを作ることにつまづいた時に読むとヒントが得られるかもしれない。
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◎競争原理は多様性を減らす作用を持つ。みんながおいしいと感じるものを目指す=ワンパターン化。そして、そのパターンが食べ尽くされると陳腐化する。 ◎本物は、普通の感覚しか持っていない人間には扱いにくい、食べにくい、難しいもの。耳が肥えていなければ、全ての音が鳴り響くようなオーディ...
◎競争原理は多様性を減らす作用を持つ。みんながおいしいと感じるものを目指す=ワンパターン化。そして、そのパターンが食べ尽くされると陳腐化する。 ◎本物は、普通の感覚しか持っていない人間には扱いにくい、食べにくい、難しいもの。耳が肥えていなければ、全ての音が鳴り響くようなオーディオは無用の長物。ボーカルだけ目立つわかりやすさが美味しいと感じるのだから。
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誰かがオススメしていて、ジブリも好きだしと思って読んでみた一冊。クリエイティブな現場の仕事に関わった経験もなく、もっぱら映画やアニメを楽しむだけのユーザー目線しか持ち合わせてなかったから「コンテンツ」って聞いてもイメージも曖昧だったけれど、この本の中で少しずつ秘密に迫っていく段階...
誰かがオススメしていて、ジブリも好きだしと思って読んでみた一冊。クリエイティブな現場の仕事に関わった経験もなく、もっぱら映画やアニメを楽しむだけのユーザー目線しか持ち合わせてなかったから「コンテンツ」って聞いてもイメージも曖昧だったけれど、この本の中で少しずつ秘密に迫っていく段階を追いながら「なるほどなるほど」と思いながら読んでいました。実写とアニメの違いとか、ジブリが大切にしている方向性や裏話ももちろん数多く掲載されていて、読んでいておもしろかったです。これから見る映画やアニメの見え方が変わってくる一冊。そしてジブリの映画も改めて見返したくなる一冊でした。
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コンテンツとは、メディア、対象、方法から成る。 メディアと対象は、限られているから、数ある方法から組み合わせてコンテンツを作っているとのこと。 思い入れの映画と思いやりの映画 感情移入するのか、役に思いやりをかける、第三者的目線で見るのか。 主観的情報量と客観的情報量 本当...
コンテンツとは、メディア、対象、方法から成る。 メディアと対象は、限られているから、数ある方法から組み合わせてコンテンツを作っているとのこと。 思い入れの映画と思いやりの映画 感情移入するのか、役に思いやりをかける、第三者的目線で見るのか。 主観的情報量と客観的情報量 本当のサイズではなくて、目に映る強調具合で世界を捉えるのが主観的情報。物事のデフォルメは、これに近い
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コンテンツの情報量の仕組み、マンネリを避ける方法、「高そうに見せる」手法…ヒットコンテンツの正体と、トップクリエイターたちの発想法!クリエイティブとはなにか?情報量とはなにか?
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クリエーターの頭の中を、非常に分かりやすく解説した本。ものづくりを生業にしている方なら、頭の中のモヤモヤしたものがスッキリするのではないだろうか?
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難しい。でもクリエイターの頭の中で起こってることなど、きっちりと言語化されていてすごいと思った。天才の定義とか、他にはない表現が満載。
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20151220 ジブリの凄さが分かる。縮図を変えてて実際にはありえない絵をリアリティがあるようにみえる。
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