教えてくれたのは、植物でした の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子どもたちにお化けケイトウをなにも教えず移植させ、枯れかけさせた体験授業が面白かった。 失敗してから学ぶ重症性を感じた。 植物に対して真摯に向き合う姿が印象に残った。 後半にて、「花を愛(め)でることができるということは、心が豊かで健全であるという、何よりの証明です」とあった。この意見確かにそうだなと思うが、・・・。 そんなことを言ってる人は仕事にもまれ傷ついている人にとっては、ばからしいとなるだろう。羨ましいとも。 そんな人は早くこちら側に来てほしいと感じた。
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すてき。おもしろかった。実体験に基づいているから、本当のことが書いてあるなって、すぐわかる。その足で世界を見て実感したことを、1400円でシェアしてもらえてありがたい。 https://amzn.to/3yXZYhe
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書き留めておきたい文章がいくつもあった。 植物の存在や営みが新しい視点や気づきを与えてくれる。 自分が植物を見る目も変わりそう。
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西畠清順氏(1980年生まれ、花と植木の卸問屋の5代目)の「教えてくれたのは、植物でした」、2015.4発行です。タイトルに惹かれましたが、読んでみるとやたら理屈っぽいといいますか哲学的で、私には合わない作品でした。私がひねくれてるのかもしれませんがw。 生を受け、両親、兄弟...
西畠清順氏(1980年生まれ、花と植木の卸問屋の5代目)の「教えてくれたのは、植物でした」、2015.4発行です。タイトルに惹かれましたが、読んでみるとやたら理屈っぽいといいますか哲学的で、私には合わない作品でした。私がひねくれてるのかもしれませんがw。 生を受け、両親、兄弟に教えられ、恩師に教えられ、社会では上司・同僚・部下に教えられ、退職してからは近所の方々、コミュニティの方々に教えられ、お陰様で明るく元気に暮らしています。そして、動物に、植物に、宇宙・自然に教えられ癒やされています。
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「自然や環境のことを思いやりましょう」という類の話はいわないでおこうと誓っている筆者。 人類の歴史は自然を破壊しつづけてきた歴史そのものであり、自分の生活のすべてが、今までの人類の歩みの上に成り立っている。人類が今まで行った環境破壊に対して、自分は無関係であるという資格は誰にも...
「自然や環境のことを思いやりましょう」という類の話はいわないでおこうと誓っている筆者。 人類の歴史は自然を破壊しつづけてきた歴史そのものであり、自分の生活のすべてが、今までの人類の歩みの上に成り立っている。人類が今まで行った環境破壊に対して、自分は無関係であるという資格は誰にもないと考えている。 「自然や環境を守りましょう」というなんともいいがたい正義感が、時に人々を勘違いさせてしまうのではないか。 正義感で見ず知らずの人を助けるのと、家族や恋人を助けるのでは、後者の方により大きな力が動くはず。愛の力は正義感を超える。 環境や自然のことを守りたいのであれば、その必要性を述べることよりも、まずは好きになってもらうことがいちばん大切なのではないか、と筆者は考える。 植物が好きなことが大切なことで、正義感や危機感を煽ることではなく、植物を愛し、緑に囲まれた生活を心地よく思う心が大事なんだ、と思いました。
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花・根・幹・枝・葉・種・土の章。 それぞれに植物に向けた慈愛に満ちた趣深い著者の優しい言葉と鮮やかな挿入写真が繋がる。 庭の花たち、街路樹などにもひとつひとつ声をかけたくなる。
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「ガイアの夜明け」を見て西畠さんのことを知った。http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20150519.html 面白い人だなぁ。念ずれば、「花ひらく」の意味を初めてちゃんと知った。
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◯好きですよ。ちょっと格言風な言葉がきてから解説というかエッセイ的なお話がまざっていて。 読みやすいしまた読み返したいなって本
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他の本では見たことがない、考えもしたことがない考えが並ぶ。 文章の量は少ないのだけど、植物と向き合ってきた著者の独自の目線から、植物の偉大さと人を対比させた考えが並ぶ。 いくつかの項で、目から鱗が落ちた。 考えたことも無かった考えであるものの、読んだらすぐに意味はわかる。言...
他の本では見たことがない、考えもしたことがない考えが並ぶ。 文章の量は少ないのだけど、植物と向き合ってきた著者の独自の目線から、植物の偉大さと人を対比させた考えが並ぶ。 いくつかの項で、目から鱗が落ちた。 考えたことも無かった考えであるものの、読んだらすぐに意味はわかる。言葉自体は難しくはない。そして、この考え方を、自分のものにしたいと感じた。 けれど、本当の意味では、身体の一部にできない感覚があった。すぐには。 経験が無いからなのか、真新しいからなのか、はっきりわからないけれど。 だから、立ち読みで、全て読んでしまったし、全て読んだのに、即レジに並んでいた。側に置いて置きたくなった。 もっと著者の話を聞きたくて、消化不良な感があるほど文章量は少ない。その部分でマイナス一つ星。
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西畠 清順氏の哲学的エッセイ。 前書のプラントハンターのような、植物を採取する苦労話はほとんど掲載されてないのが残念。 でも、清順氏の人柄なりが伝わってきて、プラントハンター以外の本を読みたくなりました。
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